定価2400円
本の状態に悪い点全く無し
●Arduinoを使って組込みシステム開発を理解する一冊●
・ハードウェアやソフトウェアなどの基礎知識
・設計から実装までを系統的に説明するモデルベース開発
・Arduinoを用いた実際の開発例
3つのステップを通して,組込みシステム開発の手法や流れを理解できます.
これから組込みシステムを学ぶ学生だけでなく,聞きかじりの抽象的な知識しかなく実践する方法がわからない方や,試行錯誤による経験しかなく体系的な基礎知識を理解してより適切な開発をしたい方にもぜひ読んでいただきたい内容です.
【目次】
第I部 組込みシステム, Arduinoの基礎
1 組込みシステムとArduino
1.1 身の回りの組込みシステム
1.2 組込みシステムの仕組み
1.3 組込みシステムでのデータの取り扱い
1.4 Arduino を用いた組込みシステム
1.5 組込みシステムとパソコンの協調動作
章末問題
2 組込みシステムのハードウェア
2.1 マイクロコンピュータの概要
2.2 マイクロコンピュータのアーキテクチャ
2.3 メモリの種類と入出力インタフェース
2.4 入出力のための主な電子部品
章末問題
3 組込みシステムのソフトウェア
3.1 組込みソフトウェアの構成
3.2 組込みシステムが立ち上がるまで
3.3 組込みソフトウェアの生成,転送
3.4 組込みソフトウェアのメモリへの配置
3.5 プログラムの状態
章末問題
4 Arduino によるプログラミング実習
4.1 Arduino のハードウェアとソフトウェア
4.2 Arduino プログラムの構造
4.3 Arduino の開発環境
4.4 データ構造
4.5 Arduino と電子回路の接続
4.6 ブレッドボードによる電子回路の実装
章末問題
第II部 モデルベース開発
5 組込みシステムのモデリング
5.1 組込みシステムのモデルベース開発
5.2 順序機械
5.3 順序機械の表現法
章末問題
6 組込みシステムの実装法
6.1 モデルの実装
6.2 制御対象への出力
6.3 計測装置の制御
6.4 シリアル通信
6.5 電子回路の実装法
6.6 順序機械の配列による実装
章末問題
7 組込みソフトウェアの作成技法
7.1 データ入力の技法
7.2 割込み処理
7.3 タイマ割込み
7.4 組込みソフトウェアにおけるビット演算
7.5 コーディング作法
章末問題
8 組込みシステムのテスト技法
8.1 モデルベース開発と品質
8.2 プログラムのテスト
8.3 ブラックボックステスト
8.4 ホワイトボックステスト
8.5 モデルのテスト
8.6 実装時のよくある誤り
章末問題
第III部 実践的な組込みシステム開発
9 組込みシステムとパソコンの協調動作
9.1 組込みシステムとパソコン
9.2 組込みシステムとパソコンによる計測
9.3 パソコンによる組込みシステムの制御
9.4 GUI による組込みシステムの制御
9.5 列車運転制御システム
付録
A インストールと使用法
A.1 Arduino のインストール
A.2 Processing のインストール
A.3 Processing の使用法
B Arduino とProcessing のリファレンス
C 論理演算とビット演算
C.1 論理演算
C.2 ビット演算
D 抵抗値の算出法
D.1 LED 回路の抵抗値
D.2 抵抗値の作り方
章末問題の解答
参考文献
索引