
ご覧頂きありがとうございます。こちらの商品はKUNTER製のCRH6F-A 試験塗装 4両セット 室内灯入り (品番:10-602)です。
【製品詳細】
・モデルは中国国鉄の新型通勤電車として開発されたCRH6の4両編成であるCRH6F-Aの試験塗装(CRHロゴ入り)
・1/160スケール (Nゲージ)
・両先頭車の連結器が展開可能(蓋取り外し式)、形状はKATOの新幹線用連結器と同一でE5系やE8系などとも連結が可能
・動力/室内灯入り、当セットのみで実車同様に4両フル編成が完結(増結セット不要)
・中間車(2号車、3号車)のパンタグラフは上昇可能、バネなどは無く手動で高さ調節が容易
・中間車(2号車、3号車)のパンタグラフ監測装置のライトも室内灯と同様に点灯
・先頭車の床下にあるスイッチにより前照灯の点灯パターンを切り替え可能 (運転台側:中央4灯、中間:外側2灯、妻面側:消灯) 但し、外側2灯は暗くないとほぼ見えません
・1号車はサンバイザーが降りた状態、4号車はサンバイザーが上がった状態を再現、1号車の内装は集団離反式クロスシート、4号車の内装はボックスシート
・中間車の車輪はプレートの表現あり
・車番は設定なし(インレタなども無し)
・TOMIXと似たようなブックケース入り
【実車について】
実車は2011年に製造が開始され2013年から営業を開始した中国高速鉄道の一環として数えられる都市間鉄道用に開発されたCRH6型の4連形式であるCRH6F-Aで、両開きプラグドア・3ドア中間車を具えている事が特徴です。
CRH6型は1枚プラグドア・全車2ドアの最高営業速度200km/hのCRH6Aと、2枚プラグドア・先頭車2ドア・中間車3ドアの最高営業速度160km/hのCRH6Fに大別され、製造メーカーであるCRRH(中国中車)の英語ホームページでは "CRH6 Intercity EMU" と紹介されています。CRH6A型は主に優等用として用いられ、対するCRH6F型は主に各駅停車用に使い分けられています。
基本的に外部から技術輸入をしてライセンス生産をしていたCRHシリーズの中では珍しく中国独自開発の近郊型用途の電車ですが、そもそも中国は地下鉄用の通勤電車を除けば近郊型電車という区分が無く、もっと言えば国鉄線では機関車を用いない「電車」を走らせた事がほぼなく(試作車はありましたが量産されず)中国国鉄の電車=新幹線車両(高速鉄道車両)という等式が成り立つ程で、高速鉄道車両の続番である「CRH6」が形式として付けられましたが、当時の高速鉄道車両の代名詞たる「和諧号」の愛称は付けられませんでした。(因みに現在の高速鉄道車両(CR400以降)の代名詞は「復興号」です)
CRH6F-Aは近郊型電車として開発された都合上、乗降ドアの大型化、立ち客を含めた定員確保の為の通路幅の拡大、最高速度を抑えめにし加減速度性能に重点を置くなど高速鉄道車両としての性格はほぼ失われ、独自進化しているのが分かります。加速性能は160km/hまでの到達にかかる加速時間は102秒、加速距離は2843mとなっています。因みに着席定員は4連で240名、立ち客を含めた最大定員は845名となっており、4連を2つ繋いだ8連での運用もあり、模型も実車同様に連結可能になっております。
さて、CRH6F-Aは多数が量産され多くの路線で使われており塗装も複数種類有りますが、このセットは初期の2011年に登場したばかりの試験塗装車両となっています。
車番は無く、特定線区に縛られない上に4両セットで完結しますので、中国国鉄をよく知らない方、この機会に外国型を始めたい方、既にCRH2やCRH380ALやCR400AFの模型を持っているコアな中国型Nゲージャーの方、日本型の連結可能な新幹線Nゲージをお持ちの方、どなた様もお楽しみ頂けるセットでございます。
折しも同一商品を出品している方がおりますので、2つ揃えて8連にするのも良いかもしれません。