
今回出品しますウクレレは、岡山県にある個人ビルダーで、2023年に立ち上げた、Olushinne オルシンネ、というブランドの小山氏が製作した、アマチュア時代に製作してもらったオーダー品のコンサートウクレレです。
2021年にオーダーした一本です。
一度、Olushinne ウクレレ でネット検索してみてください。
オルシンネのサイトには、オーダー価格や、作ったウクレレなどたくさん掲載されてます。
素晴らしいビルダーですよ。小山氏は。
また、アマチュア時代に作ってもらったと言っても、もうすでにプロと同等の品質を持っていた時に製作してもらいました。
プロと同等というのは理由があって、知り合いに人気のあるプロビルダーがいて、作ってもらったのを見てもらったんです。
そうしたら、このウクレレどこのビルダーさんが作ったの、良いウクレレだね、特に塗装が凄いな、とプロと勘違いするほどのウクレレでした。
アマチュア時代だからといっても、そのぐらい品質は確かなウクレレです。
素晴らしい一本ですので、説明していきますね。
このウクレレは、トップがスプルース単板で、サイドバックには今や種の保存を目的にする国際条約で取引規制対象木材になったホンジュラスマホガニー単板とい超高級木材を使った、コンサートウクレレです。
トップにスプルースにサイドバックにマホガニーを使うのは、ギターでは、定番の組み合わせになります。
あの世界的ギターメーカーのマーチンのギターで、D18という40万円を超えるギターがあるんですが、それもトップがスプルースで、サイドバックがホンジュラスマホガニーを使ってます。
あのマーチンが使うぐらいの組み合わせですから、悪い音色のはずがありません。
また、個人ビルダーさんでもトップスプルース、サイドバックはマホガニーという組み合わせは、良く作られてます。
とにかく音色は抜群良く、かつ音量が凄く出る非常に良いウクレレになります。
スプルースの物凄い音量と明るいきらびやかさと、マホガニーの深みが相まって何とも言えない素晴らしいサウンドを奏でてくれます。
とにかく、スプルースと、マホガニーは相性が抜群に良いんです。
本当に黄金の組み合わせがこのスプルーストップ、マホガニーサイドバックなんです。
このウクレレに関しても、物凄い箱鳴りで、凄い音量がでます。
次にスペック紹介をします。
トップは、ギターでおなじみのスプルース単板を使ってます。
音量が大きく、明るく、レスポンスの良い、歯切れの良い音色が特徴です。
とても良いトップ材です。
サイドバックは、ホンジュラスマホガニーです。
このホンジュラスマホガニーという木材は、今や超高級木材となり、種の保存を目的とする国際条約のワシントン条約の取引規制の対象木材になった本当に希少かつ貴重で、とても高額な木材になります。
非常に音色が良く、過去に乱獲されたのが原因です。
ホンジュラスマホガニーは、本当に音色が良いです。
通常マホガニー単板と呼び、5万円ぐらいで販売しているマホガニー材のウクレレは、アフリカンマホガニーというホンジュラスマホガニーの代替材で作られていて、特性は似てますが、実際は全然ちがいます。
ホンジュラスマホガニーは、センダン科のマホガニー属に属する木材です。
一方、アフリカンマホガニーは、センダン科カヤ属に属する木材で、ホンジュラスマホガニーとは全く違う材なんです。
同じマホガニーと呼んでいても、実は全然違う木材なんです。
だから、ホンジュラスマホガニーは音色が良く、乱獲され今やワシントン条約により取引制限を受け、今やなかなか手に入らなくなった超高級木材になったんです。
そんな最高の木材をサイドバックに使っているんです。
素晴らしい音色になるわけです。
ホンジュラスマホガニーの音色は、豊かな中低音を持ち、暖かみのある太く甘いサウンドが特徴です。
あの世界的メーカーのマーチンも、ギターやウクレレにマホガニーとして使っているのは、ホンジュラスマホガニーなんです。
そのぐらい音色が良い、良質な木材となります。
スプルースの爆音のような音量の豊かさとレスポンスの早さとキラキラとした明るさ、そしてホンジュラスマホガニーの甘さ深み、そして音の抜けの良さが相まって、素晴らしいサウンドを奏でてくれる一本です。
本当に素晴らしい、コンサートウクレレです。
ネックはマホガニーです。
太くもなく細くもなく、絶妙にグリップしやすいとても弾きやすいネックです。
試行錯誤がうかがえます。素晴らしいですね。
塗装はハイグロス塗装で、実に美しくスプルース、ホンジュラスマホガニーの美しい杢目を引き立てます。
ハイグロス塗装は本当に大変なんです。
何度もラッカーを吹いて、磨いてという、艶無しのサテン塗装に比べて非常に手間のかかる塗装なんです。
そして、非常に技術も必要とする塗装なんです。
だから、グロス塗装のウクレレは高額になるんです。
それだけ手間がかかるんです。技術が必要なんです。
それをアマチュア時代にやっているのが、凄いです。
この方塗装は本当に素晴らしく、作ってもらった時に、プロのビルダーさんに見せたら、どこのビルダーが作ったウクレレなの、とプロの方でさえ、プロと勘違いするほどの仕上がりです。
素晴らしいです。
指板には、今や種の保存を目的とした国際条約のワシントン条約で取引規制対象木材となったローズウッドを使ってます。
色味の黒い上質なローズウッドを使ってます。
素晴らしい指板です。
ブリッジにも、色味の黒い上質なローズウッドを使ってます。
凄いですね。
ペグは、GOTOHのギアペグを使っています。
GOTOHは、日本メーカーで、世界的なペグメーカーです。
あのカマカでさえ標準装備するほどの優れたメーカーのギアペグを採用してます。
世界的メーカーのペグだけあってチューニングしやすいですよ。
バインディングは、贅沢にトップとバックに巻かれて、今や貴重材となったローズウッド材が巻かれてます。
素晴らしいですね。
サウンドホール周りのロゼッタには、黒の木製のロゼッタが巻かれています。
とても綺麗ですね。
材は何だった失念しました。すいません。
でも、カッコ良いロゼッタですね。
そして、ボディ形状ですが、マーチンのように胴がくびれたボディーではなく、ギターのドレッドノートのような、ベルシェイプの形をしていて、非常に個性的です。
くびれが少なく、ボディ面が大きい為か、とにかく音量が出るんです。
本当に、箱鳴りが凄いんです。
良く鳴るウクレレを試行錯誤して作ったんだと思います。
このように、このウクレレはアマチュア時代に製作したと言ってもも、プロの方もプロのビルダーと勘違いしてしまうウクレレです。
自信を持ってお勧め出来る、本当に素晴らしいコンサートウクレレです。
現在は、オルシンネというブランドを立ち上げ、プロとして活躍している、小山氏が製作してくれたオーダー品の一本です。
今では、プロになり、オルシンネのサイトを見てもわかるかとおもいますが、こんなに安価に買えるウクレレでは無くなってしまった貴重な一本です。
ちなみに、サイトを見ると、このシェイプのウクレレは現在プロビルダーになっても作っていて、ヘッドの形状だけ変更になってますね。
アマチュア時代とプロになって変更したのは、そこぐらいのようです。
コレクションとして持っていたので、試奏時間は、5分と無い新品同様品です。
スプルース単板と超高級木材ホンジュラスマホガニー単板を使った極上の一本です。
今や超高級木材になったホンジュラスマホガニーをサイドバックに使っているので、オーダーしたらかなりの金額になると思います。
それが、この金額で買えるのはとてもお買い得だと思います。
今回出品するのは、本体のみです。
とても良く鳴り、音色の素晴らしいコンサートウクレレをお探しの方には是非おすすめの一本です。
本当に自信を持ってお勧めできる、素晴らしいコンサートウクレレです。
ぜひ、一度弾いて欲しいです。
個人ビルダーの作るウクレレは、こんなにも素晴らしいウクレレなんだ、ときっと感動するはずです。
私のお勧めする自信の一本です。
信じて、ぜひお手に取ってみて弾いて欲しいです。
送料無料です。
よろしくお願いいたします。