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剣(1964年)監督 三隅研次 *送料無料
Ken
監督 三隅研次
脚本 舟橋和郎
原作 三島由紀夫『剣』
出演者 市川雷蔵、長谷川明男
音楽 池野成
撮影 牧浦地志
編集 菅沼完二
配給 大映
公開 日本の旗 1964年3月14日
上映時間 95分(モノクロ)
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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ポータル 映画
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『剣』(大映) 1964年(昭和39年)3月14日封切。モノクロ 1時間35分。『斬る』、『剣鬼』と並び、三隅の「剣三部作」と呼ばれている[15]。
原作にはない女性の登場人物が加えられている。
公開時の惹句は、「この汗の中に生きがいがある! 現代の誘惑を叩きつぶしてひたぶるに命を燃やす異常な青年!」「誘惑の風を斬って剣の心に生命を賭けた一学徒の異常な生涯を描く!」、「彼はアンチ現代だ!とぎすまされた世界に命をかけた異様な現代青年!」である[15][16]。
併映は、池広一夫監督の『座頭市千両首』(勝新太郎、坪内ミキ子出演)。
スタッフ
監督:三隅研次
助監督:友枝稔議
脚本:舟橋和郎
企画:市川雷蔵、藤井浩明、財前定生
撮影:牧浦地志
美術:内藤昭
編集:菅沼完二
音楽:池野成
照明:山下礼二郎
スチール:藤岡輝夫
キャスト
国分次郎:市川雷蔵
壬生:長谷川明男
伊丹真理:藤由紀子
賀川:川津祐介
藤代滋子:紺野ユカ
国分誠一郎(次郎の父):稲葉義男
木内:河野秋武
壬生早苗:小桜純子
国分ひろ子(次郎の母):角梨枝子
多田:高見国一
映画化までの背景・評価
『剣』は、小説発表からわずか5か月で映画化された。雑誌に掲載された小説を市川雷蔵が読んで、自ら映画化を希望した[17][18][19][20]。雷蔵は1964年(昭和39年)が明けるとすぐ撮影準備に入り、三島も参加する午前4時の寒稽古(学習院大学剣道部)見学をしているが、多忙を極める2人がここまでするのは、作品への情熱、そして、三島が雷蔵を本物の俳優だと認め、期待していたからだろうと、大西望は述べている[17](炎上 (映画)#市川雷蔵と三島由紀夫も参照)。
『剣』はテレビドラマとしても映像化されているが、三島はそのドラマと映画を比較し、「加藤剛の主役は、みごとな端然たるヒーローだが、映画の主役の雷蔵と比べると、或るはかなさが欠けてゐる。これはこの役の大事な要素だ」と感想を「週間日記」の金曜日に書いている[21]。
塩田長和は『日本映画五十年史』の中で、映画『剣』について、
「ここでは雷蔵が三島の分身ではないかと思わせられるほどだった」
と評している[22]。大西望は、雷蔵が次郎の正しさ強さ、
「はかなさ」を見事に表現し、三島の理想を体現することに成功している
と評し[17]、「三島由紀夫が描き、市川雷蔵が体現した反時代的な青年は、
三島の理想とした反時代的な〈美〉を象徴する人物でもある。
三島はこういった青年を描くときに、共通した特徴を持たせている。それが〈微笑〉である」