专业雅虎代拍，雅虎拍卖），日本代拍，日拍，日购，yahoo代拍,，转运,代收包裹,日本购物网(www.gouwujp.com -- 宮城谷昌光★風は山河より（全６巻完結）★　新潮文庫

★商品説明★

宮城谷昌光著　「風は山河より（全６巻）」　新潮文庫

　　「風は山河より（全６巻）」　　　　平成２１年～２２年　文庫初版
　　　　　　定価　　　　４９５円＋税　　２５０頁

★著者略歴★

　１９４５年、愛知生まれ。早稲田大学文学部英文科卒。出版社勤務の傍ら、立原正秋に師事し、その後帰郷。長い空白の後、「王家の風日」を完成。平成3年「天空の舟」で新田次郎文学賞。「夏姫春秋」直木賞。平成5年「重耳」で芸術選奨文部大臣賞を受賞。中国史を題材に取り、数々の作品を出していたが、故郷三河から出た家康の物語を描き始める。

★作品内容★

　著者初の日本歴史物。ついに中国史の翻案で有名な著者が、日本の歴史ものを書いた。それも生まれの愛知を題材にして。『風は山河より』の全６巻は、家康の先祖の時代から書き始められる。
　＜１＞　愛知・三河といえば徳川家康の出身地。時をさかのぼり、家康の祖父の時代。まだ家康も信長も生まれていない。三河の一豪族・松平清康（家康の祖父）は瞬く間に西三河を支配し、東三河に勢力を伸ばしてきた。奥三河の野田城城主・菅沼新八郎は、帰属していた今川家を離れ清康につかえることにする。清康が卓越した戦術と情義の心で、勢力を広げる中、新八郎は戦での働きが認められ、始める。一方、かわらで拾った童子・四郎の関係から綾という女と出会い、四郎の出自とその周囲の陰謀も明らかになってゆく。これまでの小説が家康から、または父の代から描かれることが多かったが、祖父の時代の知られざる英傑たちの活躍が描かれる。
　＜２＞　三河を平定し、次は美濃へと手を伸ばそうとしていた松平清康だったが、一族に謀反の噂に、引き返すことになるがその矢先、噂に心乱された家臣の息子に斬られ命を落とす。まだ２５歳だった。後を継いだ、弘忠（家康の父）はまだ幼く、親族にその地位を狙われ、岡崎城を出て流浪の旅に出る。１６歳にして家臣の助けを借りてやっと岡崎城に戻るが、西の尾張は織田信秀（信長の父）が力を伸ばし、三河を伺う。東の今川は、義元が家を継いだばかり（１７歳）で、箱根を越えた北条との戦いがあり頼りにならない。織田、今川の両家に挟まれた松平は、水野家と結びその娘を妻に迎える。家康の母となる”お大”だ。やっと、よく知っている織田信長・今川義元などの名前が出てきたでもまだ生まれたばかりか、少年。家康はまだ生まれてもいない。
　＜３＞　やっと、家康の誕生。岡崎城の戻ってきた松平弘忠であったが、宋主権をめぐっての一族の内紛や、もうひとつ人望のない弘忠に、家臣も今川や織田に通じるものも居る。ついには、どちらかに頭を下げ仕えねばならないところまで追い詰められる。そして、ただ一人の嫡子・竹千代（家康）を今川義元の下に、人質として送り、その保護を受けることにする。
　＜４＞　今川家に人質に送られる途中で、姻戚の戸田家によって襲われ織田家に人実となった竹千代（家康）。周りでは弘忠は織田家に従うと視られたが、嫡子を人質に取られながら今川家に従って、三河を守ることになる。今川と織田の争いの中弘忠は、暗殺に会い２４歳の生涯を閉じる。竹千代（家康）はまだ８歳であった。その後今川に従った松平の家臣の働きによって、織田家の将と交換に竹千代は今川家に移されるが、岡崎城に戻されることなく、家臣達は今川の走狗となって最前線で戦うことになる。一方、菅沼家にも事件が起こる。今川の尖兵になって闘った当主が殺され、家康と同年の嫡男が菅沼家の跡を取る。織田と今川の間に挟まれ、家康と菅沼家の将来はどうなるのか？。
　＜５＞　家康は今川家の人質になって、岡崎の家臣たちは今川の尖兵となって酷使される。そして十余年がたった。武田・北条と同盟を結び、北と東に憂いのなくなった今川義元はついに尾張攻略に大軍を繰り出す。数では織田軍を圧倒していた。そして桶狭間。著者はこの場面はあっさりと流す。あまりにもこれは書かれているのでパスしたのだろう。その後普通では、やっぱり信長が中心になるところだが、これもあえて無視し、義元亡き後独立した家康が三河を着実に自分の支配下におさめてゆくところを描く。この辺は資料を駆使して、家康がじわじわと遠州まで勢力を伸ばしてゆくところが描かれる。一方、やはり、義元亡き後の今川家の非情な仕置きに嫌気が指し、主役の菅沼家も家康と供に、今川家から離れる。
　＜６＞　全６巻完結。ついにこの物語の山場、この物語の主役を務める菅沼家の最大のエピソードが語られる。このために菅沼三代が語られ、家康につながる３代が語られて居たのだ。家康は三河を平定し、織田信長に遣え、各地の戦いに出てゆくことになる。その前に最大の敵・武田信玄が現れる。その無敵の軍団の前に、次々に城を明け渡す三河の軍将たち。そこに一人立ち向かう菅沼新八郎。一端は城を捨てたかのように見えたが、隠していた元の城に篭る。信玄の急襲の下に、三方が原で打ち破られ、城に逃げ帰る家康。菅沼新八郎の城は、信玄の三万の兵に取り囲まれる。まもるは４００。この城を一月守りぬいた。歴史上不可思議な軍の停滞、病気説や、狙撃によって傷ついたなどの話もあるが。ともかく一月守り抜いて城を明け渡すが、その後武田軍は撤退、同じ年の四月１２日には信玄が死んだという事実がある。無敵の武田軍をくい止めた、小城の物語りここに完結。

状　態	状態は、良好です。文庫初版です。

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★出品者から★

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