ベッドパッドとは「コレが無いと、ものすごく困る」ということはありませんが、マットレスをご利用なら敷いておいたほうが良いアイテムです。敷パッドに似ていますが厳密には用途が異なります。マットレスを汚さず・永くきれいに使用するにはベッドパッドがとても役に立ちます。人は寝ているとき、体温調節のために寝汗をかきます。ベッドパッドを敷くことで、寝汗からマットレスを守ってくれます。ベッドパッドに使用されている中材によってクッション性が上がり、寝心地がより良くなります。体にマットレスのコイルが当たる感覚の軽減や、寝そべった時の寝心地をお好みにあったものに調整できます。さらに、マットレスにかかる負荷を軽減出来るので、マットレス自体のヘタリも防止できます。敷ふとんの上に装着することも可能です。

中わたには昔から愛される、自然のやさしい素材「コットン」を使用しています。コットンは、「ワタ」の実がはじけて、出てくるふかふかの綿花の繊維から作られます。木綿栽培は約8000年前からメキシコで行われていたといわれ、日本では戦国時代から全国的に普及しはじめた、古くから馴染み深い素材のひとつです。コットンの断面には、天然繊維特有の空洞(ストロー状)があります。夏はこの空洞に汗や余分な水分を吸収するので、さらっとさわやかな使い心地に。冬は暖かい空気キープして、自然な暖かさを保つことができます。日本の暮らしに寄り添う素材です。丸三綿業では長年、メキシコ産メキシカリ綿を使っています。メキシカリ綿は、繊維が細長いため、肌触りがよくしなやかなのが特長。身体にやわらかくフィットするドレープ性が高く、ふっくらかさ高で保温性・保湿性に優れています。コットンの中でも寝具に最適で、天然の風合いを存分に愉しめます。

生地は表裏とも綿100％ブロード生地を使用。たて糸とよこ糸で同じ太さの糸を用いて、たて糸をよこ糸より密に平織りした、表面に細かい横畝がある生地のことをブロード生地と呼びます。高級なシャツに使われる代表的な生地です。コットン生地は、余分な水分を吸湿し、やわやかな風合いが特徴の素材。ブロード生地に仕立てることで、より高級感なハリ・コシ、快適な使い心地を楽しめます。防縮加工で安定した使い心地と高級感のある肌触りを実現しています。

四隅ズレ防止ゴムは、敷きパッドやベッドパッドなど、敷きふとん・マットレスに取り付ける敷き寝具に欠かせないものです。一般的な敷きふとんにはもちろん、厚みのあるマットレス(8〜30cm)に対応できるよう、太めのゴムを使っています。しっかりと敷きふとん・マットレスに装着することで、寝返りのたびにズレる心配がなく敷きパッドの気持ちよさを最大限に楽しむことができます。洗濯後はすぐに干してゴム部分に長く水分が付着しないようにしたり、干す際はゴム部分が紫外線に当たらないようにしたりすることで、ゴムの劣化を防ぐとより長く使えます。

格子状のキルトはコンフォーターと呼ばれる大型のミシンで一枚一枚丁寧に職人の手で加工されています。わた寄りを防ぎつつ、抑え込みを最小限にし、中わたの弾力性を損なうことなく仕上げています。