【商品概要】
●商品名 :【美品】【美品】新潮新書1079 「プロパガンダの見抜き方」 烏賀陽弘道_著 2025年2月20日発行 クリックポスト利用又は匿名配送可
●商品状態 :
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― 購入後、自宅外への持出等なく、一度通読したのみでほぼ新品の状態です
●内容紹介 :
― 全手口、暴露
― 日々見聞きするニュース、SNS経由の”真実”、皆に愛される「ゆるキャラ」、評判の映画、国家的規模のイベント……発信されるあらゆる情報の裏にある意図と目的を見抜けないと、知らないうちに思考や行動は誘導されていく
― それがプロパガンダ3・5時代の現実だ
― 常に情報戦の最中にいる私たちは何を知っていればいいのか
― 古今の成功例、巧みな手口、定石等を示しながら、具体的な「見抜き方」を伝授する
(目次)
序 章 なぜ見抜く技術が必要なのか
1 プロパガンダ・リテラシーの勧め
新人時代の苦い思い出/宣伝に使われてはいけない/プロパガンダからは逃げられない/フェイクとは限らない
2 効果的なプロパガンダは「物語」を持っている
五輪をめぐる美談/美談の効果/非難の沈静化/ヒトは物語を求める/物語の成立要件
3 ゆるキャラとグレタさんは強力なツールとして機能している
ゆるキャラという発明/キャラクターの強さは物語の魅力に直結する/なぜ運動の主役はいつも「若い女性」なのか/物語とウイルスの類似性
第1章 どう生まれ、どう発展したか――プロパガンダの歴史
1 布教が起源だった
カトリックの教えを広めよ/聖書はプロパガンダに適していた
2 宗教改革は世界初のプロパガンダ成功例
衝撃的だったルターの文書/ルターのスッパ抜き
3 活字媒体時代のプロパガンダ
識字率向上が大衆を生んだ/新聞の大衆化
4 国家プロパガンダの誕生
ナチスのお手本はアメリカ/PRの父/経済プロパガンダを開拓/「健全性」を説いたバーネイズ/ヒトラーの学習/PR国家アメリカ/ビジネススクールの必修カリキュラムに/広告代理店の危険性/「広報アドバイザー」島耕作
5 プロパガンダのバリエーション
メディアはマスコミに限らない/貨幣もイベントも
第2章 現代日本人は何に乗せられたか――成功した2例の研究
1 アメリカ流プロパガンダが日本を変えた「郵政民営化」
世耕弘成の役割/不可能を可能に/「民衆の大半は頭があまり良くない」/教育がナチスを躍進させた/二者択一というトリック
2 「望月衣塑子記者」というリアリティ・ショー
優秀な調査報道記者だった/「反アベ」のヒロインとして/人気コンテンツと化した官邸会見/わかりやすい「勧善懲悪」は受ける/急増する露出と著書/奇妙な映画『新聞記者』/イオンと民主党と東京新聞/新聞記者が主人公のリアリティ・ショー
第3章 私たちは情報戦の最中にいる――駆使される数々の定石
1 私たちは戦時プロパガンダの時代に生きている
情報が殺し合いの道具になる/兵士個人が発信者に/ハイブリッド・ウォー
2 プーチンは自ら設定したステージで演技を続ける
電撃訪問の読み解き方/サブ・メッセージ解読/発信のベストタイミング/不自然な光景
3 「定石」が成功の鍵を握る
真実は無視しても構わない/切り取りは有効である/消えた被災地/悪い記憶を薄めるために/分断は有効である/レッテル貼り/ネトウヨ、パヨク、虎キチ/あだ名に要注意/キエフ対キーウの意味/私が巻き込まれた「キーウ」論争/ネット時代になりワーディングの威力は増した/間違っているのは彼らだ/官僚が好む仕掛け/イスラム国の所業を利用/ファクトでもフェイクでもいい/科学への懐疑も利用できる/恐怖の強み/ウクライナの恐怖アピール/「被害者」の強み/「政府が悪事を」という恐怖アピール
第4章 プロパガンダ3.5時代が到来した――マユツバ思考の重要性
1 スマホとSNSが生み出したプロパガンダ3.5世代
誰もがプロパガンディストになった/インフルエンサーになりませんか/キャスティング会社社長の話/インフルエンサー・マーケティング市場/ブラック・プロパガンダ業者/業者の経歴/Dappi事件/SNSとハラスメントは相性がいい
2 プロパガンダからの自衛策とは
ロシアのプロパガンダ工場/西側諸国も同じ穴のムジナ/フェイクニュース工場/石丸伸二氏大量得票の背景は?/SNSの基本設計に埋め込まれた危険性/マユツバ思考
あとがき
●著者紹介 :
― 烏賀陽弘道(うがやひろみち) :1963年生まれ。京都大学経済学部卒業後、朝日新聞社に入社。名古屋本社社会部、「AERA」編集部勤務などを経て退社し、フリージャーナリストに。コロンビア大学国際公共政策大学院修士課程(軍事論)修了。著書に『フェイクニュースの見分け方』など
プロパガンダの見抜き方 (新潮新書 1079) 烏賀陽弘道/著
発売日:2025/02/15