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もう一つのコバルトブルースピネル(1.085ct)にて、前述したごとく、間抜けなインド人から二つのコバルトブルースピネルを、破格の値段で入手したのち、近隣の様々な「コバルトブルースピネル取扱店」でリサーチしたのですが、その中でもとりわけ良い商品を取り扱っている「スリランカ系の店のボス」が、このルースに白い光を当て、表面全体が「コーンフラワーブルー」に変化したのを見て、「あっ、これは、ベトナムブルーだね・・・」と述べ、うらやましそうな顔をして見とれておりました。
実際、どちらのルース(1.085ct&0.497ct)も、太陽光の下、コーンフラワーブルーが見て取れるのですが、大粒の方が、黒っぽい青の中に、コーンフラワーブルーがバチバチと湧き出すタイプなのに対して、小粒の方は、ルース表面の大部分がコーンフラワーブルーに染まるタイプなのです。ブルーサファイアにおいても、両方のタイプがございますが、アメリカなどでは、黒っぽい青の中からブルーが湧き出すタイプの方が、ワイルドで人気があるようですが、値段的には、表面全体がブルーの方がやや高くなります。ですので、どちらのルースも、コーンフラワーブルー(青色系の最高峰)をご覧いただけますが、背景も含めた表面全体がコーンフラワーブルーに染まる小粒ルースの方が、1ct当たりのお値段が高くなっております。
現在、ネットで調べてみましても、当商品と同レベルのコバルトブルースピネルの出品はございません。100万円近いお値段の商品を側面から写した時の下半分が、色的に似ているなあと思います。
*お昼に、「アグー豚のしゃぶしゃぶ」を食べに食堂に出かけたついでに、コバルトブルースピネルたちを太陽光にかざして観察しましたが、どちらのルース(大粒&小粒)も、コーンフラワーブルーの青色が、バチバチと湧き出て、それはそれは美しい芸術でした。感動的でありました。今度は、ぜひ、ご自身でご覧下さいませ。しかし、それにいたしましても、この県は、晴れていて太陽光は強いものの、風がピューピュー吹いて涼しいなあ・・・・・。雨季でムシムシするタイとは大違いです。北海道の夏は、ここ数年、灼熱地獄ですので、夏場、日本で一番涼しく快適に過ごせるのは、ひょっとしたらこの県ではないかと思います。一般的な常識に反して・・・・・(笑)。えっ?アグー豚のしゃぶしゃぶは、美味しかったかって?正直に申し上げて、脂っこくて、私は苦手ですねえ・・・・・。あんまり美味しくありません。豚肉の調理の仕方は、タイに学ぶべきだと思います。全然、美味しさ(調理技術)が違います。
<鑑別所の記載事項>
(1)0.497ct
(2)5.66 x 3.91 x 2.74 mm
(3)Cushon
(4)Natural COBALT-SPINEL
(5)Vivid blue
(6)No indications of any treatment
(7)Mahenge(Tanzania)
【8】spinel from Tanzania ~650 m.y.a