1947年生れで2016年に故人となった、北欧フィンランドはラハティ出身のベース奏者で70年代初期にはマニア人気の絶えないジャズロックバンド、UNISONOの前身、UNISONO QUARTETにも参加していた事でも知られ、この時の音源は2016年にSvartからリリースされたラジオ放送用音源シリーズとなるJazz Risaに収録されていて在りし日の雄姿を聴く事が出来る、本名Markku Tapio Lievonenことmake lievonenの77年発となるソロ名義リーダー作の1作目。リリースはフィンランドLove Recordsからで、本掲載版はこれの正規再発CD盤となる同レーベルからの2001年再発CD盤。以降はやや入手困難な状況だったものの、2016年にはSvartからLP盤での再発もあるものの、CD盤としてはこれだけなのでやや入手困難。本作ではバンド脱退後に制作されたソロ名義リーダー作の第1作目となり、参加メンバーも大物も含めて注目の演奏者ばかりという、70年代フィンランドジャズロックの流れにおいてもマイナー作ながら中々の重要ポイントに。編成は上記UNISONO、EERO KOIVISTOINENのコンボの数々でも録音を残しているレイノライネ(ドラムス)、北欧サイケの著名バンドのブルースセクションを経てエドワルドヴェサラのコンボの他、フィンランドジャズシーンで数多くの録音を残してきたペッカサルマント(ベース)、元ブルースセクションのハッセワーリ(ギター)、ペッカポーヨラグループに参加していたユーハビヨルリネン(ギター)、タサヴァランプレジデンティやユッカトローネンバンドに参加していたペッカポイリー(フルート)、ペッカポーヨラのThe GroupやUNISONOに参加していたオリーアーヴェンラーティ(キーボード)等々が大挙して参加した驚きの布陣。で、これだけ期待させておいていきなりの落とし技を繰り出す1曲目がスーパーマーケットの売り出しセールのBGMみたいに変テコすぎて出鼻を挫くので、まずは2曲目から聴いていくのが本作のイメージを損なわないためにも重要。この曲以降は非常に格好良い、例えば後期ニュークリアスを彷彿とさせるユーロピアンジャズロック調のナンバーで溢れていて、VDGGみたいなヘヴィ級のリズムが垂れ込める中をサイケなギターソロが素晴らしい3曲目、全盛期ニュークリアスみたいな4曲目、6曲目、ド直球でタサヴァランプレジデンティみたいな7曲目、ペッカポーヨラ最良のエッセンスを集約したような北欧ジャズロックを地で行く8曲目などなど、70年代北欧プログレの流れから俯瞰してこそ本作の重要度が浮かび上がってくるそんな内容。MAKE LIEVONEN-same(love reords)
※プラケース表面に大き目のヒビが右端にあります。以上をご考慮の上、ご入札いただけますと幸いです。
コンディション:★盤は中古盤として並品(軽いキズ、スレがあります。音トビ無し、再生に影響無し)、ジャケットは中古盤として並品(目だたない程度のスレ、キズ、経年のヨレがあります。端にツメの噛み跡あり)、プラケースは中古盤として並品(スレ、キズが散見されます、ヒビ割れがある場合もあります)★プラケースは経済的理由により新品に交換できません。予め消耗品としてお考えいただけますと幸いです★その他詳しいコンディションにつきましてはご入札前にご質問欄からお問合せください。あくまで中古盤という性質上、完璧なコンディションをお求めの場合はご入札をお控えくださいますよう、よろしくお願いいたします★
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