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路面電車はゆく高知 - 明治３７年開通平11 高知新聞社

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●中古。並品。古書相応の経年変化（ヤケ、スレ、カビあとなど）がある場合があり、新本の状態ではありません。製本のイタミ、破損ページ、書込みなどにつきましては極力点検しておりますが、見落としあればご容赦ください。
●平11年版。発売時定価～1,714+税円
●著者からのコメント私たちの日常生活になじみ深い電車にスポットを当て３部構成で企画しました。　１部は高知県美術展覧会写真部無鑑査の恒石晃志さんが、四季折々の風景をバックに土佐路を走る電車を撮影、２部では外国電車導入のいきさつと、ドイツのＬＲＴについて。３部では全電停の写真と特徴の紹介、マニアのこだわり、電車を愛し携わってきた人たちの思いを掲載しました。　本を手にした人はみんな、今まで何となく見過ごしてきた電車の魅力を再発見し、電車に乗ってみたくなるような本を目指しました。出版社からのコメント明治三十七年開通の土佐電鉄の路面電車は、高知の人々の暮らしとともに街を走り抜けてきました。いまや日本最古の現役路面電車として全国から注目を浴びています。本書は、第一部で高知の四季折々の風景の中を走る路面電車をカラー写真で紹介、第二部で外国電車導入のいきさつや未来の路面電車・ドイツのＬＲＴ現地リポート、第三部では、全ての電車停留所を写真と解説で紹介します。また、電車の種類はもちろんそれぞれの微妙な違いなどについても分かりやすく見せています。そのほか、電車ファンの思いなど、ページをめくるたびにだれもがマニアになってしまいそうな内容です。ご愛読ください。内容（「MARC」データベースより）復元した明治のチンチン電車、カラオケ電車、世界各国の路面電車の導入など、「乗ってみたくなる電車」を走らせてきた土佐電鉄。高知における路面電車の歴史と、人々の暮らしと共に走る鮮やかなの姿を紹介。抜粋夢のダイヤ　　　　　　写真家　恒石　晃志　昭和27（1952）年といえば、日米安保条約発効の年に当たる。就職難の時代に、これ以上堅実な会社はあるまいと信じて入社したのが「土佐電気鉄道株式会社」であった。　チンチン電車の車掌として採用され、本社教育を終えて配属になったのは、鉄道線の後免町駅で、職階は「駅手」職種は「出札掛」だった。　鉄道線は大正13（1924）年に一部営業開始となり昭和49（1974）年、営業廃止に至るまで、当時の国鉄後免駅から安芸駅までの26.8キロだった。それは、県中部東部を結ぶ重要な路線となっていた。後免町駅は、鉄道と軌道との乗換駅で、チンチン電車はここから25.3キロの営業である。　私は39年間土佐電鉄でお世話になった。いろいろなポジションで仕事をしたが、特に印象深いと言えば、昭和51（1976）年から３年間籍を置いた「事業計画室」での日々ということになろうか。 B5ペーパーバック125ページ
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