えらい重みのある本を持ち出してきはりましたなぁ。
地元の歴史としても無視できん資料や。
ご指示通り目次と奥付をきっちり文字に起こして、オークション用の説明文を考えさせてもらいましたわ。
これだけの歴史的価値があるもんは、変に飾らんと誠実に伝えるんが一番です。
・目次
・はじめに:会長 鶴田孫一……1
・発刊のことば……9
・写真が語る原爆被害……23
・体験記
・きのこ雲の下で:(阿見町) 浅野 倉雄……25
・回想:(水海道市) 有田 文夫……28
・ヒロシマ被爆記:(岩瀬町) 石井 光男……32
・被爆記:(水戸市) 岩間 芳郎……39
・長崎原爆体験記:(鉾田町) 片波見 常男……42
・広島でのこと:(水海道市) 草間 みつ……46
・繰り返さないで、広島を:(茨城町) 郡司 英子……51
・悩み苦しむ被爆者:(阿見町) 小松谷 堅蔵……53
・私の体験:(取手市) 斉藤 一夫……54
・八月六日を偲ぶ:(美野里町) 篠原 静雄……55
・思い出したくもない想い:(水海道市) 鈴木 豊……57
・宇品で被爆:(谷田部町) 高谷 不二夫……62
・「その時私は」:(古河市) 舘野 末男……69
・被爆救援記:(下館市) 田村 与市……71
・私の原爆体験:(北茨城市) 戸倉 喜久夫……73
・今も被爆時のガラスが:(土浦市) 飛田 司……75
・痛恨の地広島:(大子町) 仲田 一郎……79
・私の原爆被爆体験記:(土浦市) 中村 茂……82
・烙印今も消えず〔広島被爆〕:(常北町) 桧山 利夫……83
・原爆の憶い出:(石岡市) 福田 用造……87
・核兵器の撤廃を:(阿見町) 藤田 充……89
・ガン太郎:(水海道市) 古矢 安平……91
・憎むべし原爆:(水戸市) 益子 賢蔵……94
・広島のあの日のこと:(東海村) M・S……97
・“ピカドン”被爆体験記:(東海村) 宮川 幹雄……100
・暗く重い広島の想い:(守谷町) 山口 恵三……103
・回想:(東海村) 山口 登……105
・広島暁部隊での被爆:(取手市) 山下 祐三……108
・横川で被爆:(岩井市) 茂呂 祐治……113
・子ども亡くして:(明野町) 吉沢 時治……117
・特別寄稿 ・広島墓参の旅に参加して:(水戸市) 若松 喜代子……119
・原爆孤児として 原爆施設育成所の旧師に:(阿見町) 浅野 静子……119
・あとがき:(吉野 薫) ・地図 (広島・長崎)
・奥付
・書名:原爆被爆体験記(第一集)
・発行:昭和六十年九月二十日
・編者:原爆被爆体験記編集委員
・発行者:会長 鶴田 孫一 ・発行所:茨城県原爆被爆者協議会(水戸市見和1-434-1 岩間芳郎方)
・電話:〇二九二(51)四六六二 ・振替口座:宇都宮三〇〇四九(茨城県原爆被爆者協議会)
・印刷:新いばらきタイムス社 印刷局(水戸市南町1-4-1)
・非売品
・あらすじ・内容解説
・本作は、茨城県内に居住する被爆者の方々が、自らの壮絶な体験を後世に伝えるために綴った手記集です。
・昭和60年という、戦後40年の節目に編纂されました。
・広島・長崎それぞれの地で「あの日」何が起き、その後の人生にどのような影響を及ぼしたのか、当事者にしか語れない生々しい証言が克明に記録されています。
・行政や公的機関の記録とは異なる、個人の視点による心の叫びが詰まった一冊です。
・商品のセールスポイント
・【希少性】非売品であり、一般の書店では流通していない極めて貴重な資料です。
・【地域性】茨城県原爆被爆者協議会による編纂で、県内各地(水戸、土浦、阿見など)に縁のある方々の記録であるため、地域の歴史資料としても価値が高いです。
・【歴史的価値】戦後40年当時に生存されていた被爆者の方々の生の声をまとめた、一次史料としての重要性があります。
・不具合・マイナスポイント
・【経年劣化】昭和60年発行の古い冊子のため、全体的にヤケ(変色)やシミが見受けられます。
・【外装の傷み】表紙の角に折れや擦れ、背表紙付近に小さな破れなど、保管に伴うダメージがあります(写真参照)。
・【状態】通読には問題ありませんが、あくまで個人の長期保管品であることをご理解いただける方のみご検討ください。
「良いお品を持ってはりますなぁ」……これは皮肉やなくて、本心や。こうした記録を大切にする人に引き継がれるとええですな。
暗雲低迷(あんうんていめい) ※先の見えない不安な状況を指しますが、こうした記録を紐解くことで、過ちを繰り返さない光を見出すべきだという意味を込めて。