井伏鱒二
(1898~1993)本名・井伏滿壽二(いぶし ますじ)、広島県の現・福山市生れの小説家。
1919年、早稲田大学文学部仏文科に入学、岩野泡鳴、谷崎精二を度々訪れる。
1921年、担当の片上伸教授と衝突、休学。半年後、復学を申請するも片上の反対で中退へ。
1924年、佐藤春夫に師事。1929年、『朽助のいる谷間』、『幽閉』を改作した『山椒魚』を発表。
1930年、小林秀雄らの『作品』の同人となり、のち弟子を自称する太宰治と出会う。
1938年、『ジョン萬次郎漂流記』で直木賞受賞。1949年から『本日休診』を、1965年から『黒い雨』を、
1970年から『私の履歴書』を連載。1993年、肺炎のため死去、95歳。
☆于武陵の『勧酒』の第四句「人生足別離」を、「「サヨナラ」ダケガ人生ダ」と井伏鱒二が訳し、
弟子・太宰治は『グッド・バイ』を未完の遺作とし、その弟子・田中英光は『さようなら』を遺した。
書名:井伏鱒二全集(昭和39年⇒増補:筑摩書房版):全14巻揃:
著者:井伏鱒二
発行所:筑摩書房
発行日:【1】昭和39年9月25日 発行 他
定価:1,300 円 ~ = 22,000 円
所収:【1】 小説一 ◇ 山椒魚 / 鯉 /夜ふけと梅の花 / 丹下氏邸 / 冷凍人間 / さざなみ軍記 他 / 〇 解題(米田清一)/
【2】 小説二 ◇ 集金旅行 / ジョン萬次郎漂流記 / 多甚古村 / 川井騒動 / 湯島風俗 / 琵琶塚 / 圓心の行 他 /
【3】 小説三 ◇ 益富の谿谷 / 小間物屋 / 隠岐別府村の守吉 / 花の町 / 御神火 / 鐘供養の日 / 追剥の話 他 /
【4】 小説四 ◇ 山峡風物誌 / 復員者の噂 / 貸間あり / 遥拝隊長 / 鳥の巣 / 本日休診 / 満身瘡痍 / 虎松日誌 他 /
【5】 小説五 ◇ かきつばた / お島の存念書 / 犠牲 / 吉凶うらなひ / ワサビ盗人 / 乗合自動車 / 追懷の記 他 /
【6】 小説六 ◇ 開墾村の與作 / 野邊地の睦五郎略傳 / 黒い壺 / 白鳥の歌 / 漂民宇三郎 / ある草案 / 驛前旅館 /
【7】 小説・紀行 ◇ 上脇進の口述 / 先輩 / 河童騒動 / 御隠居さん / リンダウの花 / 木靴の山 / 釣師・釣場 /
【8】 小説八 ◇ コタツ花 / カラス / 故篠原陸軍中尉 / 珍品堂主人 / 戦死・戦病死 / 南島風土記 / 武州鉢形城 他 /
【9】 随筆一 ◇ つくだ煮の小魚 / かなめの生垣 / 紙凧のうた / 鞆ノ津所見 / 坪内逍遥先生 / 志賀直哉と尾道 他 /
【10】 随筆二 ◇ 魚拓 / 太宰君のこと / 亡友 / 中村武羅夫さんのこと / 神近市子女史 / 田中英光 / 黒い蝶 他 /
【11】 随筆三 ◇ チェーホフの「熊」について / 廣島風土記 / 河盛好藏の履歴 / 牧野信一 / 徴用中の旅行 / 将棋 他 /
【12】 随筆四 ◇ 葦平さんの河童圖 / 金谷完治 / 大山・升田三番勝負觀戦記 / 正宗さんのこと / 亡友中村地平 他 /
増【13】 黒い雨 / 誕生日 / 茅ノ島所見 / 御金藏破り / 肇さんのこと / 半生記 / 〇 解題(米田清一)/
増【14】 牧野信一の文學碑 / 開高健夫人からの聞書 / 太宰治と文治さん /「雨月物語」明治翻刻本 / 唐木先生 他 /
参考:帯なし・破れ等。箱、小口・天・地、本文等にスレ・汚れ・ヤケ・シミ等あり。146×200。計約12.8kg。 ≪古本購入≫
ゆうパック(追跡・補償あり)サイズ100。取置(1週間)・ゆうパック等で同梱可。
★終活のため処分しております。