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モンブラン(Montblanc)ビンテージ万年筆
1960年代「2桁シリーズ」のマイスターシュテュック【74】
金張りキャップ×レッド・ボディの“輸出専用”極レア・モデル
「18C」フード付きウイングニブ 細字
当時のプレゼントBOXに収められたままの、ほぼ未使用の極美品!
60年代にモンブランがそれまでのラインナップを一新して発表した「2桁シリーズ」のうち、
マイスターシュテュックとしてエントリーされた【70番台】の
万年筆【74】です。
金張りキャップ×レジンボディのバランスの良さから最人気の【70番台】です。
「2桁シリーズ」の万年筆は、大小2つのサイズが用意されていましたが、
今回のお品は、そのなかでも
末尾【4】の大振り万年筆です。
このお品の
特筆点は、なんといっても「赤軸(バーガンディー・レッド・ボディ)」であること。
輸出専用品として製造されたカラー軸モデルですので、大変稀少です。
【74】のなかでも、
“カラーもの”は、さらに一段と人気が高いシリーズです。
すでに製造から半世紀となるお品ですが、コンディションは、
当時のプレゼントBOXに収められたままの、ほぼ未使用の極美品です。
金張りキャップに、アタリやヘコミも見られず、経年に伴う表面のスレがほんのわずかに見られるものの、ピカピカ感をよく保ったお品です。
バーガンディー・レッドのボディ類の艶も大変美しく保たれています。
万年筆の“魂”である
ペン先の美しさ・状態の良さは、
実際に筆記されてこなかったことを感じさせてくれるものです。
もちろん、インクフローやピストン機構も快調な、得難い1本です。
また細かなことですが、
インクウィンドー下側のリングに傾斜があり、
キャップエッジの
モデル名【74】の前に「NO」の文字があることなどから、
【74】のなかでも、
細かな改良がなされた後期モデルであることが分かります。
● 製造:1960~70年
● 全長:136mm(筆記時:154mm)
● ニブ:18金の中字
● 機構:ピストン吸入式
写真は、
販売当時、日本でも使用されていた「全商品使用書(取説)」の上で撮影したものです。
(文字通り当時の万年筆・ボールペン・ペンシルなどについて、ドイツ語・英語・日本語で書かれています)
今回落札くださった方に、
この使用書(リプリント)を“オマケ”としてお贈りさせて頂きます。
多くの方にオークションをお楽しみ頂けるよう、
格安スタートとしております。
価値のおわかりになる方にご落札いただけると幸いです。
《とても丈夫な、60年代の「金張り」》
モンブランの
この時代の「金張り(Rolled Gold)」の技術は、
文字通り「金の板を巻き付けて圧着」させたものです。
したがって、メッキや箔のような薄いものではありませんので、
想像以上に「丈夫」。
実用品として、評価の高い所以のひとつです。
「金張り」は、当時のメッキ技術が低かったため用いられていたそうですが、
貴金属の装飾技術としては大変高度なもので、
現在、同じ製法で制作するのは、コストが嵩みすぎて極めて困難だと言われています。
《機能美が光る「2桁シリーズ」》
「機能美」という言葉が一番ぴったりだと言われる「2桁シリーズ」。
“伝説の名車”と呼ばれる「BMW507」のデザイナーとしても有名な
アルブレヒト・グラーフ・ゲルツ(Albrecht Graf Goertz)が手がけました。
ゲルツの
「完成されたデザインとは、『何も足せない』『何も引けない』状態だ」
という言葉を実感させてくれるシリーズでもあります。
このシリーズは、現行品とは全く異なる使用感を楽しめるビンテージ品でありつつも、
個体差が少ない世代であるため修理可能性も高く、
「2桁シリーズ」の人気は高騰し、結果的に品薄状態を招いています。
《ご落札後のお取引等について》
今週は、このようなお品 を出品しています。
発送は、ご入金確認後、速やかに行います。
このお品は《送料無料》キャンペーン対象です。
安全に梱包の上、レターパック・プラスで発送します。
出品にあたりましては、コンディションの記載などについては慎重を期しています。
ただ、多くがビンテージ品ですので、“デパートで購入の新品”のようなものをお探しの方は、ご入札をお控えくださいませ。
もちろん、万一の当方に重大な記載ミスなどがございましたら、誠実に対応させていただきますが、
基本的には、ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。
スムーズなお取引をはかるため、「落札通知メール」に連絡事項を記してあります。
ご確認の上、「取引ナビ」を使用して、ご連絡くださいませ。