
表紙の隅に少々ヨレがありますが、全体的に綺麗です。
(商品説明)
●特集
Dolby Atmos Music
空間オーディオの潮流
以前よりサンレコでたびたびレポートしてきたDolby Atmos。従来のサラウンドを超え、立体的な音場を提供するイマーシブ=没入型音声フォーマットとして、数々の映画作品に採用されてきた。2019年よりこのDolby Atmos技術を使い、さまざまな楽曲がDolby Atmos Musicとして配信開始。さらに今年六月より、Apple MusicにてDolby Atmos Music楽曲が〝空間オーディオ"として配信され、イアフォン/ヘッドフォンでのバイノーラル再生やAPPLE デバイスでの再生が可能となり、一挙にイマーシブ・サウンドが誰にとっても身近なものになった。一方、特に国内の音楽制作現場においてその環境整備はまだこれからの課題であることも確かだ。そこで、この特集ではDolby Atmos Musicに関する情報をあらためて整理。さらに、Dolby Atmosでのミックス経験を持つエンジニア諸氏へインタビューを行い、従来のステレオやサラウンドと異なるどんな表現ができるのかを詳しく聞いた。空間オーディオの世界へ足を踏み出すタイミングは、まさに今しかない!
●特集
「なんとなく」から脱却したい!
EQテクニック再入門
ミックスに欠かせない作業の一つであるEQ処理。“なんとなくEQの必要性は感じるけど、どうすればよいか分からない……"“音のバランスが悪い気がするからなんとなくEQで処理してみよう……"“なんとなくEQしてみたけど、これで本当に良いのかな?"というモヤっとした疑問を持つ人も少なからず居るのではないでしょうか? そんなあなたに向けて、ここでEQテクニックをあらためておさらい! 基礎用語の確認、EQの必要性の見直しなどを含む基礎編から、2曲のオリジナル・ソングを題材にした実践編まで、エンジニアの大野順平氏とともにEQにまつわる「なんとなく」を解消していきたいと思います。
●巻頭インタビュー
矢野顕子
自らDAWを操りホーム・レコーディングを取り入れた
ニュー・アルバム『音楽はおくりもの』制作の舞台裏
去る7月にデビュー・アルバム『JAPANESE GIRL』のリリースから45周年を迎えた矢野顕子。最新作『音楽はおくりもの』は、バンド・メンバーとして小原礼(b)、佐橋佳幸(g)、林立夫(ds)、メイン・エンジニアに飯尾芳史氏を迎えた10曲入りで、矢野が築き上げてきた“ポップ・ソング観"をストレートに感じさせるサウンドだ。日本国内のスタジオを拠点に制作されたが、アルバムの端緒となった楽曲「愛を告げる小鳥」に関しては、録音の大半がリモートで行われたという。矢野自身もAPPLE iPadやAVID Pro Toolsなどを使いホーム・レコーディングに臨んだそう。NYはマンハッタンの自宅でビデオ・チャット越しに答えてもらった。
●People
◎ビッケブランカ
◎yonawo
◎下村亮介~『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』
●Production Report
◎ヤング・サグ
●Beat Makers Laboratory
◎シアラ・ブラック
◎NTsKi