
DP-3000のクォーツロック版で、SP盤まで拡張しています。
・操作の様子です →
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・SP盤試聴の様子です →
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回転の安定化を図るためクォーツロックモジュールを搭載しています。
クォーツロックはDP-6000と同様の方式で、DENON独自のターンテーブルリム内周に
磁気記録された1000個の高精度パルスを磁気ヘッド検出し、温度変化や経年変化などの
影響をほとんど受けない水晶発振器と位相比較する方法です。
クォーツロックにより安定度は1ppm以下(0.001%以下)と桁違いの値を実現しています。
これは33回転で24時間回しても真の回転位置から±17.3度・・時計の秒針で例えると
±2.9秒の角度に収まる安定度です。
新たに製作したクォーツロックモジュールは、基板加工機で製作した基板に、
高安定な水晶発振器、位相比較器(4046)、マイコンを実装したものです。
クオーツロック回路の詳細は
こちら をご覧ください。
DP-3000のデザインを損なわないよう外見はほぼオリジナルの状態となっています。
STOPボタンについては青/緑のイルミネーションを施し、各モードがわかるように
なっています。
起動方法は、一度押しで起動するとクオーツロックモードとなり、二度押しで
起動すると従来のDP-3000モードとなります。
33と45の押しボタン照明は、従来の電球から球切れしにくく消費電流の少ない
電球色LEDに変更しています。
ストロボは従来の商用電源によるネオン灯から、オレンジ色高輝度LEDを
マイコンで駆動する回路に変更し、明るく正確なストロボに仕上げています。
78回転への切換えはプラッタ開口部からスイッチにより切換えられます。
78回転では33と45の押しボタン照明は両方点灯し(33+45=78なので‥)、どちらの
ボタンを押しても同様に起動します。33/45回転同様に速度可変のDP-3000モード、
クオーツロックモードに対応しています。
78回転の詳細は
こちら をご覧ください。
DP-3000本体は清掃、トランジスタ交換、モーターグリスアップ、RV交換、リレー清掃等の
メンテナンスを行った後、クォーツロックモジュールを組込み、ストロボ、バックライトの
LED変更をしています。
メンテナンスの詳細は
こちら をご覧ください。
(修理のご相談もこちらからどうぞ)
本体のほか、添付するドキュメントです。
- スタートアップガイド(A4)
- DP-3000/78取扱説明書(A3x2 写し)
安心して末永くお使いいただけますように、3ヶ月間は通常使用で不具合発生の場合、
送料着払いでお送りいただければ修理後、送料元払いでお送りします。
もちろん、3ヶ月経過後でも不具合対応致しますのでメールでご相談ください。
高安定なクォーツロックのDP-3000を体感してみてはいかがでしょうか!
また、SP盤をお持ちの方はいかがでしょうか!
それでは、入札の方お待ちしていますので、よろしくお願いします。
※ SP盤を聴くにはSP盤用のカートリッジが必要です。当方、ヨドバシから購入した
中電のヘッドシェル付 MG-2885G & HC-001?(1万2千円ぐらい)を使っています。
※当方、通信機器の設計開発を約30年、電源機器の製造(組立、配線、加工)を3年行い、
日々レストア技術の研鑽をしております。安心して入札いただければと思います。
※音に厳しいレコード愛好家の方、レコードショップの方、カフェの方など、幅広く
ご愛用いただきご好評をいただいております。
※ターンテーブルの交換作業については
こちら をご覧ください。