
日本名作映画集 溝口健二 作品集 全6巻
1. 雪夫人絵図 (公開1950年モノクロ・86分)
出演: 山村聡、浦辺粂子、加藤春哉
船橋聖一が「小説新潮」に連載した小説の映画化、滝村プロの滝村和男が製作、溝口健二が監督した作品である。
旧華族出身の主人公雪は、直之を婿養子に迎えて結婚するが、心は方哉を身体は直之を求める女の性を、雪婦人に憧れを抱いていた
清純な娘浜子を登場させることによって、それぞれの複雑な関係を描いている。
2. お遊さま (公開1951年モノクロ・95分)
出演: 田中絹代、乙羽信子
「細雪」などで著名な谷崎潤一郎文学の映像化であり、京都を舞台にしていることもあって、背景にさりげなく桜並木を配置したりと
絢爛豪華な作品でもある。
3. 武蔵野夫人 (公開1951年モノクロ・88分)
出演: 田中絹代、森雅之、山村聰
監督が代わって、演じる役柄が違うとこんなにも別人になりうるのかと改めて田中絹代という女優の凄さを見せ付けられる作品である。
武蔵野の良家出身の妻とそれに引け目を感じている夫、妻の義理の弟、隣に住む親戚の男とその妻を中心に展開される人間ドラマ。
4. 西鶴一代女 (公開1952年モノクロ・137分)
出演: 田中絹代、山根寿子、三船敏郎
井原西鶴の「好色一代女」をもとに、溝口健二が構成を練り、依田義 賢が脚本を書いた「雨月物語」と同じく後世の映画作家達に多大な影響を与えた作品。
1952年度のヴェネチア国際映画祭において、国際賞を受賞している。
若くて美しい娘お春(田中絹代)が、転落していく様を描いており、幸せになりかけては、破綻する人生を異常なくらい執拗に鮮明に
描ききった溝口健二ならではの傑作である。
5. 雨月物語 (公開1953年モノクロ・97分)
出演: 京マチ子、森雅之
1953年度のヴェネチア国際映画祭で、サン・マルコ銀獅子賞に輝いた作品。小津安二郎監督の「東京物語」と共に、日本映画を代表する作品と称されている。
戦国の世、貧しい陶工・源十郎が若狭姫という女性と知り合い、生活をともにするようになる。だが美しい若狭姫の正体は死霊であった。
人間の愚かさを描いている作品。
6. 祇園囃子 (公開1953年モノクロ・85分)
出演: 木暮実千代、若尾文子
日本が世界に誇る映画監督・溝口健二が京都の花街・祇園を舞台に芸妓とそれを取り巻く人々の生態を細部まで徹底的に描き出した人間ドラマの傑作。
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