#Lydia MacDonald(vo)#Ted Heath Orchestra#John Keating (arr.)#1958年#英London原盤#Jazz#Folk#Vocal#Big Band#入手困難#コレクターズ盤
60~70年代初期、Armando TrovajoliやPiero Umiliani、Piero Piccioni等の数々のイタリア映画音楽に参加した、スコットランド出身の歌姫Lydia MacDonaldによる58年の記念すべき1stアルバム。40年代後半からの付き合いだったTed Heathの熱心な説得を受け57年に英London Recordsで吹き込まれたハート・ウォームな名盤[Will Ye No Come Back Again]の出品です。
Ted Heath楽団の初の女性ボーカリストとして採用され、スコットランド初の女性大衆歌手として人気を集めるも、余りの過密スケジュールに疲弊し脱退。およそ10年程、歌の世界から身を引きひっそりと地元エジンバラで過ごしていた57年、Heathからの熱心な誘いを受け、余りのしつこさに根負けする形で制作を了承したと言われるのが、此方の彼女の初アルバムです。
ゴージャスなビッグバンドを背に、約10年振りとは思えない伸びやかで張りのある歌唱を聴かせる名盤。ゆったりスウィングする”The Keel Row”や”Loch Lomond”を始め、John Keatingアレンジのドリーミーなナンバー”My Ain Folk”と、軽快なスウィング”We're No Awa To Bide Awa”、ゴージャスなビッグバンド・スウィング”Roamin' In The Gloamin'”、小粋なスウィングにアレンジされたお馴染みのスコットランド民謡”Comin' Thru' The Rye”、想い人の帰りを待つ心を温かく情緒豊かに歌い上げた”Will Ye No Come Back Again”や、同タイプの”Kelvin Grove”等、心温まるこの季節にぴったりな一枚です。この作品への参加が無ければ、イタリアでの活躍も無かったかも知れません。
大変貴重な当時のオリジナルです。カップリングでCD化はされていますが単独でのリリースは無く、アナログ盤の再発ひありません。キャリアの割には自身名義の作品は非常に少なく、Piero Piccioniとの[Presenta Lydia MacDonald][Eclypse]の二枚のアルバムと並んで入手困難になっています。お探しだった方や興味がある方は是非ご検討下さい。
■リリース情報
London Records LL 3040
英国オリジナル モノラル盤
1958年リリース
オリジナルピクチャースリーブ
額縁カバー
London臙脂ラベル
両面深溝あり
■コンディション
盤 VG++(微スレ、極めて薄いヘアラインが二、三あるだけで艶のある非常に綺麗な盤です。気にならない程度の極軽い底チリを感じる箇所が若干ありますが、全体的に音鳴り良い、非常にクリアな再生が楽しめる盤です。レーベルも綺麗です。)
スリーブ VG+(エッジスレ、小さな角打ちあります。裏側に軽い薄汚れ、シールあります。表側は非常に綺麗。抜け裂けのダメージ無く、しっかりとした綺麗な状態です。)
此方の商品は現状渡しになります。
基本的に検盤は目視にて行っております。気になる箇所がある場合には試聴しておりますが、全面試聴はしておりませんので、見落とし等が有る場合がございます。また、再生環境等により聴感上で違いがある場合がございます。併せて御了承の程お願い致します。
コンディション等の表記はあくまでも主観的なものです。御参考までにお願い致します。
中古品である事を御理解の上、NCNRのお取引を御願い申し上げます。
試聴音源は敢えて最悪のセッティングを想定し、簡易ポータブルプレイヤー(ステレオ針)から直接PCに取り込んだWAV音源を使用しております。クリーニングやモノラル針、針圧等でノイズの軽減はありますのでご参考までにどうぞ。(古い音源は順次削除して参りますのでご了承願います。)