2024上陸の生後10ヶ月のCB個体です。親はどちらも静岡県伊豆半島の血統で、美麗個体です。(昨年度出品とは別の親たちで、元々はワイルドですが、すべて出品ルール改訂以前から当舎で飼育している子達です)
この子は7㎝の雌です。
非常に体格がよく、堂々とした体格で10ヶ月でこの大きさでは8㎝成長もあり得ると思います。
柄は今はまだ少ないですが、これから増えてくると思います。
ただし全身網目柄になるかはわかりませんのでこだわらずに飼って頂ける方におすすめします。
この大きさの子は食欲も体力もありますので非常に飼いやすいと思います。
写真は日光浴の15分後撮影していますが、まだ環境により色変し、定着にはあと数ヶ月かかります。
この大きさになると食欲もあり飼いやすいです。
1.2~1.5㎝のイエコ、ローチMLサイズ、冷凍コオロギMLサイズのピンセット給餌をしています。
イエコ成虫も食べることができます。
給餌は1~2日おきくらいです。
また、黒バックと白バックの写真を使っていることがありますが、ホワイトバランスの問題で、黒バックが柄の出方が見やすく、白バックの方が本来の色に近いです。
《価格の目安》
大きさと柄の出方で決めています。以下はある程度柄が出始めている、または将来的に出ることが確定の子の目安です。
もうすでに優秀な柄が出ている場合200~300円上がり、かなり柄が少ない、または無柄の可能性が高いと200~300円価格が低くなります。
~5㎝前後 2,300円~即決2,500円
5.5㎝前後 2,600円~即決2,800円
6.0㎝前後 2,800円~即決3,000円
6.5㎝前後 3,300円~即決3,500円
7.0㎝~ 3,800円~即決4,000円
《2024年生まれの子ガエルの特徴》
大きなケージ(高さ120センチ)で筋肉量が増えるよう運動させ、上陸初日から毎日屋外で日光浴をさせて大切に愛情を込めて育てています。
シェルターは作らず、リビングで人間が常に見えているように生活しています。
また、外に出せない日は紫外線ライト(UVB)を照射しています。
柄の成長の例の写真で見るとおり、日光浴を可能な限りすることで2才近くになると綺麗な柄が出てきます。
ただし両親の遺伝を100%うけつぐものではなく、スポットの出方にはばらつきがあることをご了承ください。
2024年の子達は大きい子ほどスポットの出るのが遅いように感じます。
ですので、大きい子ほど、現時点で柄が少ない、または無柄に近い子が多いことをご了承ください。
雄で2歳、雌で3歳が性成熟の目安ですので、大きくはなっていますが、まだ子ガエルで、あと一年ほどかけて成カエルの大きさに成長していきます。
雌雄はやはり春先にならないと判別できませんので性別不明でご容赦願います。
春先で5㎝程度の子は80%の確率で雄で、6㎝程度の子は雌の可能性が高いですが、例外もあります。
ただし、今の時期で7㎝前後ある子は雌と考えていいと思います。
《当飼育舎の飼育管理について》
もともとは当舎ではCB同士の繁殖の研究をしています。
いかに野生の骨格、色、寿命に近づけるかを考えて育てることが環境を守ることにもつながるのではと思っています。
当飼育舎の経験上、モリアオガエルの大きさと色、骨格はオタマジャクシを含め生後半年の間にほぼ決まり、一年かけて定着すると考えております。
美しい健康な野生に近いモリアオガエルに育てるには、なるべく広い場所で沢山運動させること、そしてできるだけ若いうちに太陽を直射で浴びることが重要と思っています。
《餌について》
餌はイエコ、Rローチ、冷凍イエコを食べさせています。
冷凍イエコのピンセット給餌にはよく慣れています。
当舎
cote-joy.comのカエルブログでもモリアオガエルを健康に育てる考察をしていますので参考になれば幸いです。
また、Instagramの
aminci_keronci(アミんちケロんち)ではモリアオ達の飼育歴を公開しています。
インスタにメッセージをお寄せ下さればアフターフォローいたします。お気軽にどうぞ。
追記我家から巣立った子達のその後の様子を、お客様から以下のような嬉しいご報告が届いています。
●WCのモリアオしか飼ったことがなかったが、CBがこんなに飼いやすいとは思わなかった。
まず、①堂々として隠れたがったりしない②場所に慣れるまでかかる時間が短い③そして一番可愛いところが、人を餌をくれる人と認識しているみたいで見つめてくる。
●食欲がありドライフードにもすぐに慣れた。
●良く人慣れしていて指からも食べてくれた(いわゆる指食い)。
●元気が良くて手足の筋肉が発達していて見ていて安心感がある。
●手足や体の大きさも色もワイルドにかなり近いと思いびっくりした、等々。
全部のカエルたちに保証できるものではありませんが、ご参考になれば嬉しいです。
十分に配慮してお送りしますが死着保証できませんので遠路の方はそのあたりもご考慮下さい。
現在まで死着事故はありません。
特に冬場は国内産のカエルは最も安全に輸送できる時期です。
モリアオガエルはもともと冬眠する生物で、0℃になっても死にませんのでダンボールに断熱材を詰めることで安全に輸送することができますが、暑さには弱い生き物です。
3月からは気候の変動も激しいので、暖かい日や地方、また極寒の場合は落札後メッセージを頂ければ梱包に配慮いたします。
まとめて取引も歓迎いたします。ご利用ください。
また、郵便局からのみの発送のため(生体はローソン発送ができません)土日祝日の発送はいたしません。
ご了承ください。