
▼ Grateful Dead のヴィンテージTシャツ(1973年コピーライト入り・Hanes三角タグ)です。
【バンドとカルチャー背景】
Grateful Dead(グレイトフル・デッド)はあまり日本ではメジャーなバンドではありませんが、1960年代サンフランシスコのカウンターカルチャーを象徴するバンドであり、ただの音楽グループではありません。
ヒッピー文化、サイケデリック・ロック、フェスティバル、LSD文化などと密接に結びつき、音楽・アート・思想・ファッションを横断するライフスタイルそのものを提示しました。
【DeadがバンドTシャツ文化を生んだ】
今では当たり前となった「バンドTシャツ」という文化は、実はこのGrateful Deadが発端です。
彼らは1970年代初頭から、Rick Griffin や Stanley Mouse、Alton Kelley、Victor Moscoso など、サイケデリック・アートの巨匠たちとタッグを組み、Tシャツに“アートとしての意味”を持たせました。
ただのツアーグッズではなく、メッセージ性を持った“歩くポスター”としてのTシャツを生んだ最初の存在です。
DeadのTシャツは、メンバーやライブツアーだけでなく、ファンが生み出した「ヘッズ文化」や「スカル」「クマ」「アイスクリームキッド」などの独自キャラが中心になっていき、他のどのバンドにもないコミュニティ性を生み出しました。
【本アイテムの詳細】
本Tシャツは1973年コピーライト入りで、正規ライセンス元「Ice Nine Publishing」によるオフィシャルプロダクトです。
★表:Rick Griffinによる「Ice Cream Kid(アイスクリーム・キッド)」
→ “脳みそが溶ける”ような快楽、音楽体験、トリップ感をコミカルに描いた名作。
★裏:Stanley Mouseによる「Jester(ジェスター)」
→ 道化師に扮したスケルトンがギターを抱えて座る姿は、Dead特有の“死と遊びの境界線”を象徴するイメージ。
プリント下には
「Design by Mouse Studios Copyright 1973 Ice Nine」の表記あり。
また、ボディはHanesの70年代三角タグ付き。生地の風合い・色残りも良く、プリントも自然な経年変化を経て非常に味のある一枚です。
当時ものとしては保存状態が非常に良好で、72年の正面プリントのみのツアーTは比較的出回っていますが、こちらの両面プリントはヴィンテージ市場においても出回りの少ない貴重な個体となっています。
【サイズ】
タグサイズ表記:L
着丈:約60㎝
身幅:約47㎝
肩幅:約45㎝
袖丈:約17㎝
【状態】
全体的に黄ばみがあり、しかも生地はかなり薄いです。
しかしDeadが公式にアートとしてTシャツを出し始めた最初期、=バンドT文化の最初期のTシャツと考えれば当時の文化、アート、ファッション資料としてコレクションしていただける個体です。
趣味でコレクションしていた中からの出品ですが、本気で探していた方や、Deadカルチャーに共感のある方に手に取っていただけたら嬉しいです。
他にもヴィンテージのバンドTシャツを出品予定ですので、ぜひフォローのうえご覧ください。
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