1949年生まれ、イギリスはヒースフィールド出身、ロック領域に於けるアヴァンギャルド系ギタリストとしては既に世界的な著名として君臨し続ける巨匠、フレッドフリスの97年発となる単独ソロ名義作。リリースはイギリスReRのフレッドフリスのために設けられた連作シリーズの中の、Music For Danceシリーズからで、意外な事に他国リリース版や再発が無く、現在ではやや入手困難な1枚。フレドフリスの音楽性としては様々なスタイルがある中では上記シリーズと銘打ってある事からも解るように、本作では米国の振付師、アマンダミラーのシアターピース用のために委任制作され、第1部は1993年ににロンドンのサドラーズ・ウェルズでロンドン現代ダンスシアターにより初演され、第2部と第3部は1996年にプリティ・アグリー・ダンス・カンパニーにより、インスブルックのチロル州立劇場とベルリンのヘッベル劇場で初演された。と記されているように、要するに三部構成の劇伴音楽として制作された作品。とはいえそこは流石にフレッドフリス作品なので、単なる劇伴で終わるハズもなく、むしろ独立した音楽作品としては凄まじい完成度で屹立する紛う事なきフリッドフリスの核心。この人のそれまで培ってきた音楽的な変遷からそのエッセンスを抽出して尋常では無いほどに緻密なコンポジションで組み上げたような内容で、これに加えて、音楽的な断片だけに終始せず、人の会話、得体の知れない音の事象、様々な環境音、フリーインプロヴィゼーションなどなどを独自の作曲法でモンタージュしたようなこの響きの連続は、例えばフレッドフリスの名盤、ステップアクロスザボーダー、テクノロジーオブティアーズの延長線上にもある、チェンバ-プログレ系としても超一級品なのは当然。本作の制作にあたっては現代音楽の先駆者達からの手法を取り入れるというコンセプトもあったようで、いわばジョンケイジ、モートンフェルドマン、アールブラウンなどなどの作曲手法を応用して、例えばテープ編集、音の位置の確定、音価、強弱などなど、様々な音にまつわる要素をチャンスオペレーションによって決定されるという経過を辿っているという制作過程。因みにコラージュに用いられている音ネタにはジョンケイジ、シューマン、モーツアルトに加えてフレッドフリスご自身の初期作からのものが含まれているという事なので、もしかしたらヘンリーカウの楽曲の断片を見つけられるという楽しさもあって一興。FRED FRITH-the previous even(ReR)
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