大変希少な時代 正和の本阿弥日州先生鞘書きのある鎌倉時代の来国光です！無銘ですが日本美術刀剣保存協会の特別貴重刀剣認定確認済みです！刃長71.4㎝の長さと元来よりの初心き流しの棒樋は荒れも無くビシッと入り茎も江戸初期の磨上げで埋忠寿斎もしくは本阿弥光徳の手による本格磨上げです、写真に有る様に住時の樋の型にそった素晴らしい金着せ二重ハバキが付いています、このハバキも貴重な物です！この様なハバキが着いた刀は私が見た物は名刀しかありません。元々は某屈指の名コレクター様が所有されていた御刀で昭和55年にコレクター様自身で特別貴重刀剣認定を取得されて以来何処にも出さず大切に所有されていたのですが、ご本人の御高齢等考慮し、つい最近になり世に出て来た御刀です！地鉄は地景入り澄んで沸映り白気映り板目肌、刃紋は直調小乱れに小足入り刃中砂流しや打除け一部小沸付き金筋等豊富な働きが有り匂い口締まり明るく冴えて、京反りで刃長71.4㎝反り1.8㎝の刀身は大変出来栄え良く誠に雄美で無比完品の上品な御刀です。これで重要刀剣審査が通らないなら何が通るのでしょうか？と言う位に私的には思います！審査に出したかったのですが時間と費用の余裕も無いので大事していましたが出品する事に致しました。この刀の最大の特筆する点は、特別重要刀剣も伺える可能性がある事です、何故なら無銘ですが本阿弥日州先生の鞘書きに有る時代です！一般的に来国光の時代年は嘉暦辺りが多く日州先生の鞘書きが有る他の来国光を見ても、鞘書きの時代には嘉暦がほとんどで正和年は大変希少です！正和年は来国光の父来国俊の時代でもある事から当御刀も父来国俊作に近い地鉄で来国光の初期作と思われます！来国光の刀で正和年が刻まれた刀があった事が昔の刀剣書物に記載が残っています。ほぼ無傷で茎もしっかりと長く、き流しの棒樋尻まで残り長寸で体配は抜群な来国光はなかなか無いと思います！まずは重要刀剣指定を目指して下さい、大変綺麗ですが古研ぎですので良い研師の方に相談して直し等入れた方がより審査は通りやすいです！当御刀、私的にはかなりの確率で通ると思います！重要刀剣審査を通ったら次は是非に特別重要刀剣指定を狙って見て下さい！かなり良いとこまで行くと思います！写真等むずかしく上手く写っていないのですが当御刀は本当に無傷で体配良く素晴らしい地鉄と働きのある刃紋の来国光です！刀剣商などで販売されている来国光は在銘、無銘問わず殆どが重要刀剣、もしくは特別重要刀剣に指定されています。時間と金銭的に余裕のある方当御刀、来国光で重要刀剣、特別重要刀剣指定ねらって見てはどうですかまだまだ伝えきれない良い所や写真もありますが、とにかく素晴らしいです！刀袋にやぶれが有りますが、某名コレクター様からの当時物と思われますのでそのままにして有ります。元幅2.9㎝弱元重6.6㎜先幅2.0㎝強先重5.0㎜刀身重量668g(前所有者より) 興味のある方、ノークレーム、ノーリターンで是非にご検討の方宜しくお願い致します。送料は無料でゆうパックにて発送させて頂きます。また聞きたい事があれば質問覧より宜しくお願い致します。追伸、当御刀の鞘には本阿弥日州先生の鞘書きが有り、もしかしたら日州先生の研磨なのかも知れません。本阿弥日州先生とは若干20才で本阿弥家17当主なられ1931年に内務省神社局の命により伊勢神宮内陣の宝刀の研磨を始め、明治神宮内陣の御宝刀、国宝・重要美術品などの研磨に従事。1943年には陸軍省委嘱軍刀審査委員を務め、古刀から現代刀に至る研磨に卓越した技を示し、特に相州物、大和物などの各伝の刀剣類の研磨を得意としました。戦後は長く刀剣審査委員を歴任し、研磨の立場から日本刀の姿、平肉の置き加減、帽子の形、焼き場の処理などについて幅広く現代刀匠に助言を与え指導しました。1975年に重要無形文化財「刀剣研磨」の最初の保持者に認定。上古刀を始めとする貴重な美術刀剣類の研磨、刀剣鑑定の道で精進、又、後進の指導に尽力しました。その日州先生が正和年製作の来国光の初期作と極めているのはかなり貴重です！是非ご検討の方宜しくお願い致します。

（2024年 11月 18日 1時 08分 追加）
その他に初代忠吉晩年銘の有る来国光写しの刀も出品していますので良かったら覗いて見て下さい。