-- 老蘇　書籍　阿部次郎　【哲学者】「阿部次郎選集（昭和22年：羽田書店版）」：全６巻揃：～『三太郎の日記』は大正昭和のバイブルに

阿部次郎

（1883～1959）山形県の現・酒田市生れの哲学者、美学者、作家。1907年、東京帝国大学に入学、ケーベル博士に師事。

夏目漱石の門に入り、論客として注目。1914年発表の『三太郎の日記』は大正昭和初期のバイブルに。

1922年、文部省在外研究員としてヨーロッパに留学。

帰国後の1923年、東北帝国大学法文学部美学講座の初代教授に就任。

1945年、定年退官。1947年、帝国学士院会員。1958年、脳軟化症で入院、翌年死去。76歳。

書名：阿部次郎選集（昭和22年：羽田書店版）：全６巻揃：

著者：阿部次郎

発行所：羽田書店

発行日：【Ⅰ】昭和23年3月15日発行他

定価：130円～＝795円

所収：【Ⅰ】＜朝空＞ ◇ 選集總序／／彷徨／三太郎の日記第壹／三太郎の日記第貮／三太郎の日記第參／

【Ⅱ】＜旅立前＞ ◇ 北郊雜記／ニイチェのツアラツストラ／人格主義／

【Ⅲ】＜船出＞ ◇ ファウストとメフィスト／ダンテの『神曲』とニイチェの『ツアラツストラ』／ダンテ雜話／

【Ⅳ】＜家つと＞ ◇ 埃及紀行／游歐雜記／徳川時代の藝術と社会／

【Ⅴ】＜帰ってから＞ ◇ 若きゲーテに於ける敎養と戀愛／萬葉管見／秋窓記／冬の蠅／

【Ⅵ】＜學生と語る＞ ◇

敎養の問題／人生に於ける藝術の位置／ゲーテの『詩と眞實』について／哲學志望／見れども見えず／

ケーベル先生の言葉／新入生諸君に與ふる言葉／或る花嫁に贈る言葉／ゲーテへの感謝他／〇選集後記／

★ 「全集叢書總覧新訂版」（書誌研究懇話会編／八木書店／S．58.5.30）等では昭和24年刊行となっていますが、

初回配本の第６巻の発行日は、昭和22年4月9日発行となっています。

参考：帯・箱なし。小口・天・地、本文等に相当の汚れ・ヤケ・シミ・書込み等あり。B6判。計約1.7kg。≪古本購入≫

ゆうパック（追跡・補償あり）サイズ60。取置（1週間）・ゆうパック等で同梱可。

★終活のため処分しております。

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