「　Music　（Beautiful woman playing the harp）」

真作の保証を致します
本作品はウィキペディア関連のHPに掲載されております。
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　一度は手にしてみたかったコンラッド・キーゼルの１５号のハープを奏でる女性を描いた
　非常に完成度の高い逸品の出品でございます。

　近年は日本でも若手作家を中心にリアリズムが人気を集めておりますが、単に写真の様に描くのではなく、
　特に女性を描く時にはキーゼル、ブグロー、ゴットワードなど、１９世紀欧州の作家さんを勉強されると
　もっと女性に艶が出て、実物にない隠れた女性の美しさまでもが表現できると思います。
　僭越ながら、技術的にはかなりのレベルになっていると思われますが、芸術的にはまだまだ１９世紀の署名作家には
　遠く及ばないと私は感じております。

　キーゼルはドイツ出身という事もあり、ベルリンＫＰＭの陶板画にも良く使用されている著名な作家です。
　皆さんも一度はＫＰＭでも見た事がある方はいらっしゃると思います。

　１８８９年、１８９０年にベルリンの美術協会にて金メダルを２年連続で受賞。
　１９００年のパリ万博にて名誉賞を受賞。

　また、本作品はウィキペディア関連のHPに掲載されております。
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　海外のＨＰでも本作品が紹介されています。
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　コンラッドキーゼルは、１８４６年にドイツのデュッセルドルフで生まれ、初めは地元の芸術的な伝統に従って
　彫刻を学びました。
　彼は著名な彫刻家の指導のもとで、表現力豊かな立体作品を作る技術を磨きました。
　しかし、次第に絵画に興味を持ち、その道を追求することに決めました。

　キーゼルは、デュッセルドルフで名高いアカデミック画家カール・フェルディナンド・ゾーンのもとで絵画を学び、
　この正式な教育によって、形、色彩、構成を正確に表現するための強固な基礎を築きました。
　デュッセルドルフの活気ある芸術シーンで過ごした時間は、彼のスタイルを芸術的方向性に多大な影響を与えました。

　（芸術の成長とスタイル）
　キーゼルの芸術は彫刻から絵画への転換を特徴としており、これにより彼は人物画の表現に特に優れた才能を発揮しました。
　彼の作品は、リアルな描写、細部へのこだわり、そして親密で優雅な感覚を生み出す才能で特徴づけられます。

　彼の肖像画には、上流階級の女性が多く登場し、彼女たちの華やかな服装や宝飾品の描写に優れた技術を見せ、
　作品に贅沢で時代を超越した美を与えています。
　光と影の巧妙な使い方により、絵画はより現実感を増し、生命感を与えています。

　肖像画に加え、キーゼルは日常の瞬間を描いた風俗画にも力を入れ、しばしば感傷的で魅力的な雰囲気を反映し、
　リアリズムと感情的な共鳴を融合させることで、観る人々を魅了しました。

　（テーマと意義）
　キーゼルの絵画は、美しさ、優雅さ、洗練されたテーマを多く扱い、特に貴族の女性の生活や容姿に焦点を当てる事が
　多いです。彼の作品は１９世紀の文化を視覚的に祝福し、その時代のファッションや社会構造を垣間見る事ができます。
　また、風俗画を通じて彼は人間の感情の繊細な変化や日常生活の喜びを捉えました。
　物語を語る力を持つ絵画は親しみやすく、広く愛されました。

　（業績と評価）
　キーゼルの芸術はドイツ国内外で評価され、彼の作品は権威ある美術館に展示されました。
　肖像画家としての評価を得て、多くの裕福なパトロンや有名人から注文を受けるようになりました。

　彫刻と絵画の両方に精通していたキーゼルは、多才で熟練した芸術家として際立ち、その技術と温かみ、親密さを感じさせる
　表現が高く評価されました。
　彼は、国際的な展示会での受賞を含む、数々の栄誉を受けました。

　（遺産）
　キーゼルの作品は、技術的な素晴らしさと１９世紀後半から２０世紀初頭の美学を反映していることから、
　今もなお、賞賛されています。彼の肖像画や風俗画は、時代を超越した美しさと職人技を評価うるコレクターや芸術愛好家に
　広く求められている作家です。
　
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　今後何十年、何百年と時が経っても決して色褪せない芸術が１９世紀絵画です。
　コンラッド・キーゼルは２０世紀初頭まで活躍しておりますが、既に没後１００年以上経過しておりますので、
　１９世紀絵画として位置づけられます。

　※作品の状態は１００年以上経過しておりますが、１９世紀絵画特有の細かい薄いニュウ程度の割れは当然少しはございますが、
　　当たり前ですし、これが１９世紀絵画の味でもありますので、何の問題もありません。
　　特に目立つようなダメージは一切ありません。キャンバスは補強の為、裏打してあるようです。
　　　
　※額装はご覧の様に大変豪華な額が誂えてございます。
　　当時のもではないと思われますが、非常に豪華です。
　　アクリル及び裏板は元より入ってございますので、国内の百貨店若しくは画廊で取り扱われたもとだと推察できます。
　　私どもで、タトウ保存箱及び黄色布を新品にさせていただきました。

　※作品・額装共に申し分ない逸品でございますので、是非大勢のご参加をお待ち申し上げます。

　※今回の作品は希少な逸品となりますので、是非この機会にコレクションされる事をお奨め致します。
　

Size：134.5 cm×106.5 cm
Christie's London：Wednesday,ecember 3, 2003 [Lot 00079]
落札価格：約2700万円

Size：110.0 cm×82.0 cm
Bonhams London：Monday, March 26, 2018 [Lot 00070]
落札価格：約2270万円

Size：93.0 cm×73.0 cm
Sotheby's London：Wednesday, June 19, 1991 [Lot 00069]
落札価格：約1700万円

Size：109.0 cm×76.0 cm
Christie's London：Wednesday, July 8, 2009 [Lot 00208]
落札価格：約1180万円

Size：106.7 cm×85.1 cm
Christie's New York: Thursday, March 1, 1990 [Lot 00159]
落札価格：約900万円

Size：55.0 cm×45.5 cm
Christie's Amsterdam: Tuesday, April 15, 2008 [Lot 00183]
落札価格：約800万円

Size：93.4 cm×57.2 cm
Sotheby's New York: Wednesday, February 28, 1990 [Lot 00263]
落札価格：約780万円

Size：67.5 cm×52.0 cm
Christie's Amsterdam: Tuesday, November 9, 2010 [Lot 00160]
落札価格：約745万円

Size：36.2 cm×18.4 cm
Freeman's: Sunday, December 7, 2008 [Lot 00032]
落札価格：約240万円

Size：53.5 cm×35.0 cm
Christie's Amsterdam: Tuesday, April 15, 2008 [Lot 00184]
落札価格：約230万円