ハインツ・レーグナー・ボックス
~管弦楽曲編~
「ブルックナー、マーラー、ワーグナー編」に続いてレーグナーのレコーディングを集めたボックス・セットの第2集。
こちらは管弦楽曲を集めたセットで、ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスなどドイツ音楽の王道から、東独の指揮者としては類のないほど評価の高かったラヴェルやデュカス等のフランス音楽、さらにチャイコフスキーの美麗な演奏まで、レーグナーの個性的表現を多彩な演目で堪能させてくれる内容となっています。
録音は、1974~85年とベルリン放送響首席時代が大半を占めますが、ハイドン&シュトラウスのオーボエ協奏曲とレーガーの2作品は1960年代の録音、さらにオペレッタのハイライトまで収めている点にも注目です。
演奏はどれも聴き応えのあるものですが、豊かなサウンドがすごいワーグナー、人気評論家、宇野功芳氏が「まるでクナッパーツブッシュ」と絶賛した濃厚巨大な『魔法使いの弟子』が特筆ものです。
【収録情報】
CD-1
・ビゼー:『アルルの女』 第1組曲
・ビゼー:『アルルの女』 第2組曲
・ビゼー:『子供の遊び』op.22
・ビゼー:『美しいパースの娘』
ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団
1974年5月ステレオ録音
CD-2
・ハイドン:オーボエ協奏曲
・R.シュトラウス:オーボエ協奏曲
ハンス・ヴェルナー・ヴェーツィヒ(オーボエ)
ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団
1963年ステレオ録音
CD-3
・ヤナーチェク:タラス・ブーリバ
・ヤナーチェク:シンフォニエッタ
ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団
1980年4月ステレオ録音(タラス・ブーリバ)
1979年11月ステレオ録音(シンフォニエッタ)
CD-4
・ラヴェル:左手の為のピアノ協奏曲
・ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
ロルフ=ディーター・アレンス(ピアノ)
ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団
1985年ステレオ録音
CD-5
・レーガー:ある悲劇の為の交響的プロローグ
・レーガー:ロマンティック組曲
ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団
1974年ステレオ録音
CD-6
・J.シュトラウス:喜歌劇『ヴェネツィアの一夜』より
・J.シュトラウス:喜歌劇『ジプシー男爵』より
ハインツ・レーグナー指揮ドレスデン・フィル、ベルリン放送交響楽団、他
1967&68年ステレオ録音
CD-7
・チャイコフスキー:バレエ音楽『眠りの森の美女』op.66(ハイライト)
ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団
1980年11&12月ステレオ録音
CD-8
・チャイコフスキー:バレエ音楽『くるみ割り人形』op.71(ハイライト)
ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団
1982年8・9・11月ステレオ録音
CD-9
・チャイコフスキー:バレエ音楽『白鳥の湖』op.20(ハイライト)
ハインツ・シュンク(vn)
ウィリー・クルーク(cor)
ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団
1981年11月&1982年3月ステレオ録音
CD-10
・ヴォルフ=フェラーリ:喜歌劇『スザンナの秘密』序曲
・ヴォルフ=フェラーリ:歌劇『マドンナの宝石』~ナポリ人の踊り
・ヴォルフ=フェラーリ:喜歌劇『4人の田舎者』~間奏曲
・ヴォルフ=フェラーリ:喜歌劇『町の広場』~前奏曲、リトルネロ、間奏曲
・ヴォルフ=フェラーリ:喜歌劇『せんさく好きの女たち』序曲
・ヴォルフ=フェラーリ:弦楽合奏のためのセレナーデ
ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団、ベルリン室内管弦楽団
1975年12月、1976年1、2月ステレオ録音
CD-11
・ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕前奏曲
・ワーグナー:楽劇『ラインの黄金』前奏曲
・ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』第1幕前奏曲
・R.シュトラウス:楽劇『サロメ』~「サロメの踊り」
・R.シュトラウス:楽劇『ばらの騎士』~第1,2,3幕へのワルツ
ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団
1977年2月ステレオ録音
CD-12
・デュカス:『魔法使いの弟子』
・ミヨー:バレエ音楽『世界の創造』
・エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番
・サン=サーンス:『死の舞踏』
・ファリャ:『火祭りの踊り』
ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団
1977年3月ステレオ録音
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