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新品未開封です
ブーレーズ&ベルリン・フィルの初録音となった記念碑的なラヴェル。世界初Super Audio CDハイブリッドディスク化。
■ESOTERICならではのこだわりのSuper Audio CDハイブリッド・ソフト
オリジナル・マスター・サウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CDハイブリッド化による圧倒的な音質向上で
継続して高い評価をいただいているESOTERICによる名盤復刻シリーズ。
■最高の状態でのSuper Audio CDハイブリッド化が実現
収録はベルリン・フィルの本拠地フィルハーモニーではなく、ダーレムのイエス・キリスト教会で行われました。
ブーレーズ&ベルリン・フィルのラヴェルはそもそも明晰・明解な演奏であるため、分離のよいサウンドが確保できるとはいえ
ドライな傾向が強いフィルハーモニーよりも、潤いのある響きを収録できるイエス・キリスト教会が選ばれたのは幸運でした。
ブーレーズとベルリン・フィルが実際の音として立ち上げる透かし彫りのような透明感および立体感を備えたサウンドに
絶妙な潤滑油としての教会の響きが加わったからです。
《マ・メール・ロワ》での遠くに置かれたホルンの距離感の表出も見事で、オーケストラ全体が音を出す場面でも細かな
音の動きが目に見えるような明瞭さが保たれ、静謐なパッセージでも音が痩せず、美しい音色が保たれています。
ラヴェルが腐心したオーケストラのテクスチュアの繊細な重なりも十全に表出されており、これでこそ《ボレロ》での
15分にわたる息の長いクレッシェンドの効果が生きるというものです。
オーケストラの各パートのソロが惚れ惚れするほどの見事さでブーレーズの指揮に応えているさまが解像度の高いサウンドで
再現されています。
初出以来何度も再発売されている名盤ですが、今回は初のリマスタリングとなります。
これまで同様、使用するマスターの選定から、最終的なDSDマスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業をおこないました。
特にDSDマスタリングにあたっては、「Esoteric Mastering」を使用。
入念に調整されたESOTERICの最高級機材Master Sound Discrete DACとMaster Sound Discrete Clockを投入。
またMEXCELケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を伸びやかなサウンドで
ディスク化することができました。
【演奏者】ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【指揮者】ピエール・ブーレーズ
[録音]1993年3月18日~25日、ベルリン、イエス・キリスト教会
[Super Audio CD プロデューサー] 大間知基彰(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CD アソシエイト・プロデューサー] 吉田穣(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CD リマスタリング・エンジニア] 東野真哉(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CD リマスター] 2024年5月 エソテリック・マスタリング・センター、「Esoteric Mastering」システム
[解説] 浅里公三 白石美雪
[企画・販売] ティアック株式会社
[企画・協力] 東京電化株式会社