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金沢に滞在していた、ある日の事ですが、小腹がすいたので、ホテルから繁華街の香林坊へと歩いていきました。「ラーメン屋でもあれば入ろう」と考えたのです。
しばらくすると、ラーメン屋が、向かい合わせで2軒ありました。どちらも、チェーン店ではなく、個人店ですが、なかなか人気があるようで、8割程度のテーブルが埋まっていました。どちらに入ろうか、メニューをじっくり見て随分悩みましたが、一方の店に「特製エビそば(一度食べたら病みつき)」とありましたので、興味が沸き、そちらの店に入る事にしました。
腹が減っていたので、「まだか・・・、まだか・・・・・・?」とイライラしながら、20分ぐらいは待ったでしょうか・・・?随分、時間が経過してから、待ちに待った一杯が運ばれてきました。見ると、エビ色のスープの上に、大きなエビが一尾、デーンと偉そうに乗っかっています。お値段は、950円です。なんせ、「エビそば」は初めて食しますので、高いのか、安いのか、よく分かりませんが、特別に割りばしを用意してもらった上で、適度に熱々の、そのラーメンを、「麺、スープ、麺、スープ・・・・・」のリズムで、最後の一滴まで、すべて平らげました。麺は、まあまあ普通ですが、スープが美味しかったです。初めての味でしたが、病みつきになりそうな味でした。おそらく、鶏がらベースのスープに、エビを中心とした魚介のエキスを加えているんだと思います。エビの香りとエビの味も、しっかり感じられました。
お会計の時、「金沢では、エビ味のそばが多いんですか・・・?」と尋ねると、必ずしもそうではないみたいです。ただ、その会計の女人(にょにん)が言うには、金沢の別の店でも、こういう「エビラーメン」を食べた経験があるとの事でした。味は、店によっても違うようです。こういう味のラーメンがあるというのは、何かで見聞きして存じておりましたが、実際に食べたのは初めてで、新鮮に感じました。大阪でも、探せばあるのかもしれませんが、一度も見た事がないです。たとえあったとしても、値段が、950円にはならないと思います。やはり、日本海沿岸で、最も藻場(もば)が多い石川県だからこそ、エビをただ同然で、ふんだんに使えるんだと思います。ある意味、贅沢な事でございます(笑)。
二回目に行った時に、スープについてスタッフ(男性)に尋ねたところ、鶏がらで作った「バイタンスープ」に、「鯛(たい)で取ったスープ」を加え、そこに、「エビのエキス」を混ぜているそうです。そりゃ、旨いわなあ・・・・・。あっさりしたスープだけれど、実に奥深いのです。店名は、おそれ多くも、8代将軍の「吉宗(よしむね)」でしたが、見事なスープで、その名前に負けていませんでした。広告に偽りなし・・・・・。本当に病みつきになりました。これだけの材料を使っていたら、物価の安い大阪でも、1500円から2000円ぐらいはするんじゃないかと思います。絶対に950円では無理だと思います。魚介類が、ただ同然の値段で手に入る金沢でないと、提供が難しい商品でしょうねえ・・・・・(笑)。
さて、今回、皆様にご紹介する商品ですが、今、産地で枯渇していて、なかなか新しい優良原石が見つからない「ブラックオパール」です。そんなブラックオパールの中でも、赤が豊かに出る高級品です。高さが低いおかげで、上から見た時の面積が大変大きく、まるで、10ctを優に超えるぐらいの見た目です。リングにしてもよし、ペンダントにしても良し・・・・・。遊色も豊かですので、様々な角度に傾けながら眺めていても、非常に面白いです。ついつい時間の経つのも忘れるぐらいです。心が癒されると思います。
しばしば、類似品で、「ボルダーオパール」なるものがありますが、全然別物です。宝飾品で申し上げるならば、「18金製品」と「金メッキ製品」の違い、車で申し上げるならば、「フェラーリ」と「フェアレディ―(なんちゃってフェラーリ)」の違いのような感じです。ブラックオパールは、全体が宝石なのですが、ボルダーオパールは、鉄鉱石(鉄の原料)の表面に、ちょろちょろっとオパールの成分が付着しているだけの、まさに「なんちゃってブラックオパール」なのです。だから、波打って、いびつな形をしているのです。値段も、全然違います。ブラックオパールが20万円だとすれば、同程度のボルダーオパールは、5万円いかないぐらいです。
:サイズは、およそ「15x10x3.5mm」です。