-- 歴史と旅　書き直される日本の古代像」衝撃的な発見あいつぐ考古学研究の最前線、１９９８年発行　上高森遺跡

「歴史と旅　書き直される日本の古代像」衝撃的な発見あいつぐ考古学研究の最前線、１９９８年、定価８３０円、

ある意味日本史を大幅に塗り替えた藤村新一氏(ゴッドハンド）による最新遺跡レポートが掲載されており、今改めて読み直すと何とも言えない気分になります。確かこの本の出版から１年後か2年後ぐらいに全てが発覚するのですが、当時私が通っていた大学の教授(日本史担当）がゴッドハンド氏にガチギレしていたのを覚えています。

目次（抜粋）、
衝撃的な発見あいつぐ考古学研究の最前線　書き直される日本の古代像、
再現される弥生の巨大建物・大阪府池上曽根遺跡、
謎の古代世界を検証する　女王国と邪馬台国の違い、倭国の宮都・港津などを発掘遺跡から探る、
旧石器時代はどこまで遡れるか
　（宮城）上高森遺跡　原人観を覆す頁岩製土器、
　（神奈川）田名向原遺跡　後期旧石器時代後半期の縄文集落、
縄文時代研究のこれから、
　（青森）三内丸山遺跡　大規模集落を反映する墓列、
　（鹿児島）上野原遺跡　最古級で最大規模の縄文集落、
稲作の起源と伝播ルートを探る、
　（山梨）宮ノ前遺跡　東日本最古の水田見つかる、
　（岡山）南溝手遺跡　縄文後期の稲作の証拠発見、
弥生という時代の原風景、
　（大阪）池上曽根遺跡　全国屈指の弥生中期の環濠集落、
　（奈良）唐古・鍵遺跡　楼閣が描かれた絵画土器出土、
邪馬台国は見えてきたか、
　（奈良）纒向遺跡　邪馬台国大和説の本拠地か？
　（奈良）黒塚古墳　三角縁神獣鏡３３面が出土、
　（佐賀）吉野ヶ里遺跡　大規模環濠集落と倭国大乱、
浮かび上がってきた出雲的世界の実像、
　（島根）神庭荒神谷遺跡　３５８本の銅剣が意味するもの、
　（島根）加茂岩倉遺跡　史上最多！３９個の銅鐸出土、
　（鳥取）妻木晩田遺跡群　変革期の大規模な高地性集落、
解明されるか古墳発生のメカニズム、
　（広島）陣山遺跡　四隅突出型墳墓の初源に迫る、
　（島根）西谷墳墓群　巨大四隅突出型墳丘墓の出現、
古代学年代に迫る科学のメス、
近年注目の古代遺跡カタログ、
以下割愛

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