-- LUXKIT（ラックスキット）　A-501　DCメインアンプ　A級/B級切換　完動品

LUXKIT（ラックスキット） A-501 DCメインアンプ A級/B級切換完動品です。オークションで入手したアンプを整備したものです。オーディオメーカーのラックスマンは、かつて真空管やトランジスタアンプなどのキットをラックスキットのブランドで販売していました。A-501は1980年頃に販売されたトランジスタDCアンプです。ラックスキットは完成品を販売するラックスマンブランドとは異なりかなり特色のある挑戦的な製品を手掛けてきました。A-501はパラレルプッシュプルの終段を採用して8Ω負荷でB級100W×2、A級25W×2の大出力ステレオアンプでした。更に内部BTL接続でB級300W、A級からB級移行100Wのモノラルアンプとしても使用可能としました。放熱器は高効率のヒートパイプ式を採用しています。電磁波の影響を避けることとコストダウンの両面からシャーシーは合板を使っています。ドライブアンプの初段はデュアルFETの2SK150とローノイズ2SC2240で差動増幅回路とするなど手抜きがありません。組立説明書には意欲的な回路構成の説明が詳細に記載されています。アンプ入手時点できちんと動作していましたが性能向上を目指して整備しました。電源ブロックコンデンサを除いて電源周りとミューティング回路の電解コンデンサはニチコンのオーディオ用Fine Goldに交換しました。ミューティングリレーは内部に錆が浮いていましたので同等品に交換しました。更に終段トランジスタ8個を高域特性に優れたサンケンのLAPT型に全交換しました。管ヒューズも全交換しました。整備後にDCバランスと終段アイドリング電流を再調整しました。現在完全動作を確認しています。音質は非常にスピード感のある馬力のある音です。終段トランジスタ換装の効果か高域はオリジナルより伸びてすっきりしていると感じます。整備後のエージングで滑らかさも増してきています。ボンネットは内部が見える網状のスチール製で、このタイプはA-501の初期型のようです。キットということもあってかデザインは機能優先のやや無骨なものに思えます。A級増幅ではアンプの発熱はかなりのものですので設置場所の通気に十分ご留意ください。出品内容は、本体とオリジナルの組立説明書と回路図です。説明書には書き込みがありますが記述内容を見るには問題ありません。ゆうパックおてがる版120サイズでの発送を予定しています。到着時に動作しない場合を除きノークレーム、ノーリターンでお願いします。

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