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WINDS OF GOD (1995年)監督 奈良橋陽子 *送料無料
監督 奈良橋陽子
脚本 今井雅之
原作 今井雅之
製作 大山幸英、莟宣次、大里俊博、春山五月
出演者 今井雅之
山口粧太
音楽 大島ミチル
主題歌 THE BLUE HEARTS「青空」
ポール・ウィンター「SONG FOR THE WORLD」
撮影 西浦清
編集 岡安肇
製作会社 松竹第一興行、ケイエスエス
配給 松竹
公開 1995年6月3日
上映時間 97分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
配給収入 1億5000万円[3]
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最初の映画化作品は『WINDS OF GOD』というタイトルで、1995年6月3日に公開。松竹配給。奈良橋陽子監督作品。内容としては、舞台版に比較的忠実である。
製作経緯
「THE WINDS OF GOD」は最初は映画として企画された[4]。最初に今井雅之からストーリーを聞いた奈良橋陽子は「すごく面白い」と思い、いくつかの場面を稽古し「これは国際的な映画になる」と直感した[4]。すぐに松竹の奥山和由に企画書を提出したが、なかなかゴーサインが出ず、それならばと先に舞台作品として世に出た[4]。
最初に映画が製作されかけたのは1989年で[5][6]、1987年に奥山和由が製作した『ハチ公物語』で、岡田茂東映社長に世話になったことから[5][7]、奥山が「岡田社長の元で映画をプロデュースして恩返ししたい」と東映の岡田に本作の映画化を持ち込んだ[5][6]。この時のタイトルは『KAMIKAZE』で[5][6]、製作は五味武が社長を務めるGMプロモーションと伊藤萬の共同製作[6]。製作総指揮は五味、企画が奥山和由、脚本・今井雅之、監督・奈良橋陽子、主演は今井雅之と本木雅弘[5][6]、配給は松竹洋画系で[6]、1989年9月にクランクイン、1990年春公開と具体的なところまで進んでいたが[5][6]、映画化されず。
1992年にローバジェット作品として松竹での製作が決定し[4]、同年8月クランクイン[4]。静岡県下田市近郊で1ヵ月ロケ[4]。舞台で看護婦役だった藤田朋子が「どんな小さい役でもいいから出して欲しい」と訴え、テレビの仕事の後、ロケ地へ遊びに来て、そのまま2ショット出演した[4]。9月のニューヨーク公演の後、テキサスで空中シーンの撮影を終え、映画はここで完成した[4]。1993年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭で上映され、審査員特別賞を受賞したが一般公開はならず、お蔵入りした[4][8][9]。
配給経緯
1995年が戦後50年にあたることから、邦画メジャー3社で戦争映画大作を競作しようと準備を始め[10][11]、東映が『きけ、わだつみの声 Last Friends』、東宝が『ひめゆりの塔』の戦争大作の製作を早くに決め、会社の意地を見せ万全の体勢を敷いた[10]。しかし松竹はこれに乗らず[9]。このため東映と東宝の二社で『戦後50年記念共同プロジェクト』を実施し、二作品の予告編を反対の劇場で流す、二作品の予告編を一緒にしてお互いの劇場で流すなどという史上初の試みを行うなどで盛り上げた[8][12]。松竹はこの二社の盛り上がりに便乗し、二年前にお蔵入りさせた『WINDS OF GOD』をこの年公開した[8][9]。
作品の評価
作品の評価は悪くなかったが[3]、二年前の映画で、題材、キャストがアピール出来ず、ヒットしなかった[3]。
キャスト
田代誠 / 岸田守海軍中尉:今井雅之
袋金太 / 福元貴士海軍少尉:山口粧太
山田貴文分隊長:六平直政
宮下千穂:小川範子
寺川中尉:菊池孝典
松島少尉:井田國彦
山本少尉:新井つねひろ
清水少尉:大森嘉之
米谷少尉:志村東吾
太田飛行隊長:別所哲也
新しい相棒:秋山大学
赤ん坊を抱える女:藤田朋子