【和遊館】即決kka2637　お仕立て付き！『紋屋井関』謹製桐竹地紋入り染め小紋着尺　古典華文
☆こちらのお品は、お仕立て付きでご提供させていただきます☆
◆お仕立て付きでございますので、88,000円にお仕立て代（湯のし・正絹胴裏・正絹八掛け・袷仕立て）が含まれております。

【売り切れの際はご了承ください】
即決のお品は店頭及び他のWebサイトでも同時販売しておりますので、タイムラグやその他の諸事情により売り切れの場合もございます。
その場合は、落札されてもご購入できませんので、当店よりメールにてその旨ご連絡をさせていただきます。
恐れ入りますがその点ご理解いただける方のみご入札願います。
尚、即決のお品以外のオークション商品につきましては、オークション終了まで在庫はございますのでご安心ください。

◆即決のお品は、１０，０００円以上送料無料となります。

お仕立てをご希望でないお客様は、料金の割引などはできかねますが、
未仕立てでの発送も承っておりますので、落札時にお申し付けくださいませ。

・お客様の寸法に応じて、お着物をお仕立てさせていただきます！
（落札の案内メールに寸法表を添付させていただきますので、ご記入いただきご返信ください）
・撥水・防水加工（パールトーン加工）をご希望のお客様は別途１０，０００円にて承らせていただきます。

・お仕立ては、寸法確認並びにお振込み完了後、１ヶ月半から２ヶ月ほどお日にちをいただきます。
※尚、混雑時は上記よりお時間をいただく場合もございますので、ご了承いただきますよう宜しくお願い致します。
※当店のお着物のお仕立ては、海外（ベトナム）手縫い仕立てとなります。
海外仕立てに抵抗がおありになられる方もお見えになるかと存じますが、
国内仕立てと差がなく、大変きれいな仕上がりには定評がございますので、自信を持ってお薦めしております。　　
※国内手縫い仕立てをご希望のお客様は、別途20,000円にて承らせていただきます。　

・羽織・道行・道中着仕立てをご希望の方は、別途８，８００円（羽裏代）にて承らせていただきますので、落札時にお申し付けくださいませ。
（羽裏は当店のお任せとなります。また、八掛けはお渡しできませんので、ご了承ください

◆正絹　新品　未仕立
◆裄：約７０ｃｍまでお仕立て可能
◆京友禅振興協議会の証


『紋屋井関』謹製、地紋入り染め小紋着尺をご紹介いたします。

こちらのお品には、同系色の八掛をお付けいたします。

紋屋井関は、平安京の昔より西陣織を育ててきた人の中で特に優れた六家として、
室町時代に御寮織物司（ごりょうおりものつかさ)として任命されておりましたうちの一つでございます。
中でも井関家は初代宋隣の考案した空引機（そらびきばた）による紋織りが認められ、元亀二(1571)年に御寮織物司の筆頭に任命されました。
現在は、御寮織物司という制度はございませんが、紋屋井関はその伝統を今に引き継いでおります老舗でございます。

しっとりとした上質な生地は、藤紫色のお色目でございます。
生地には、桐竹紋の地紋が織り込まれており、やや光沢感がございます。
白色、瑠璃色、鉄紺色のお色目で古典華文が飛び柄で染められております。
模様の周りには金彩で縁取りがなされ、柄行を引き立たせております。

【古典華文】
想像上の花を文様化した華文柄は、奈良時代、インドから唐を経て日本に伝えられた正倉院文様の代表的な文様の一つです。華麗な花模様という意味のこの文様は仏教装飾にも用いられ、格調高い柄として愛されています。
ポイントの挿し色によって上品さの中に粋さを加えたものに仕上げました。

桐は中国では鳳凰の住む木として尊ばれ、日本でも菊とともに皇室の紋とされてきました。桐の文様は通常三枚の葉に三房の花を付けて表現します。
中の房に七花、左右に五花を付けたものを五七の桐といい、同じく中央に五つ、左右に三つを付けたものを五三の桐といいます。
天皇専用とされた桐竹鳳凰文などに見られるように格調高い文様として使われました。
現代でも家紋のほか、代表的な吉祥文様として祝儀の着物や袋帯などに多用されております。

竹文は、松・梅とともに冬の寒さに耐える歳寒三友のひとつとして中国で古くから愛され、日本にも伝えられました。
高潔で、いかなるときも節度を保ち、しなやかで強く折れることのない竹は、風情の美しさから詩歌に詠まれ、
また、神の依代として祭祀的に用いられるなど尊重されてきました吉祥文様として人気の高い文様の一つでございます。

小紋のお着物は、帯や小物のコーディネートを楽しめ、幅広いTPOにあわせてお役立て頂けるお品でございます。
観劇やお出かけ、お遊びにもお稽古でも、帯合わせ次第でどのようにでもお楽しみいただけるおきものですので長く重宝していただけることと思います。

これから着物を初めてお誂えされる方、和のお稽古などで日常的にお着物をお召しになられる方、どちらにもお勧めしたいお着物でございます。