日本語字幕付き
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たぶんヴェルディで一番レアなオペラ『アルツィラ』
演奏会形式上演の映像、日本人3人出演
ヴェルディ:
歌劇『アルツィラ』全曲
グスタフ・クーン(指揮)
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
齊藤純子、
トーマス・ガゼリ、
ジョシュア・リンゼイ、
平野 和、
土崎 譲、ほか
ヴェルディの『アルツィラ』は、1845年にナポリで初演されたオペラ。
ヴォルテールの同名原作を元にし、ペルーを舞台に原住民と侵略者の対立と恋を描いた野心作です。しかしヴェルディの全オペラ中でも上演頻度は最下位に属するもので、レコード用の録音はようやく1983年になって初めて行われたほど(ORFEO ORFEO057832)。ここに収録されているのは、2012年9月13、15日に、イタリア最北部、南チロルのドッビアーコ(ドイツ語名トブラッハ)で行われたアルト・アディジェ音楽祭での演奏会形式上演のライヴ収録。
日本人が3人出演しています。
タイトルロールの齊藤純子は、東京藝術大学、同大学院を修了後、現在はヨーロッパで活躍しているソプラノ。
アタリバの平野和は、1977年、東京生まれのバス・バリトン。日大芸術学部を卒業後、ウィーンに留学。グラーツ歌劇場、次いでウィーン・フォルクスオパーに所属、また近年は日本でも活躍しています。
オトゥンボの土崎譲は、大分県出身のテノール。東京芸術大学、同大学院を修了。ウィーンに留学。日欧で活躍しています。グスマーノのトーマス・ガゼリはドイツのバリトン。近年はアルベリヒをはじめとするワーグナーのバリトンとしての活動が増えています。アルヴァーロのフランチェスコ・ファチーニは、イタリア、ルッカ出身のバス。かなりレパートリーの広い達者な歌手です。
指揮は、ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団の芸術監督を務めるグスタフ・クーン。若手歌手の育成に力を入れるクーンだけに、チーム力の演奏になっています。
ありがたいことに日本語字幕付きです。(キングインターナショナル)
ヴェルディ:
歌劇『アルツィラ』全曲
齊藤純子(S アルツィラ)
トーマス・ガゼリ(Br グスマーノ)
フランチェスコ・ファチーニ(Bs アルヴァーロ)
フェルディナント・フォン・ボトマー(T ザモロ)
ジョシュア・リンゼイ(T オヴァンド)
平野 和(Bs アタリバ)
アンナ・ルチア・ナルディ(Ms ズーマ)
土崎 譲(T オトゥンボ)
ドッビアーコ専修管弦楽団&合唱団
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
グスタフ・クーン(指揮)
収録時期:2012年9月13,15日
収録場所:ドッビアーコ(演奏会形式上演のライヴ)
収録時間:本編105分、ボーナス10分
画面:カラー、16:9、HD
音声:DTS-HD MA 5.1 / PCM 2.0
字幕:日本語、伊英独仏西中韓
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【『アルツィラ』あらすじ】
スペイン支配下のペルーのリマ。ペルー総督のスペイン人アルヴァーロは、息子グスマーノに総督を譲り、インディオとの和解の証しにグスマーノとインディオの族長の娘アルツィラを結婚させることに決めた。しかしアルツィラは別の族長ザモロを愛していた。ザモロとアルツィラは逃亡を試みるがグスマーノに見つかる。ザモロは処刑されそうになるが、彼が命の恩人だと気付いたアルヴァーロがそれを止め、ザモロは解放される。後の戦いでザモロはスペイン側に捕らえられてしまう。赦免を望むアルツィラに、グスマーノは自分と結婚すれば命を助けると迫り、アルツィラはこれを受ける。だが結婚式の場でグスマーノはザモロに刺されてしまう。瀕死のグスマーノは、ザモロを許しアルツィラとの結婚を認め、息絶える。(キングインターナショナル)
リージョン・オール
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