【1】概要
・チェコスロバキア TESLA社の1950年代のシアターシステム,、モニタシステムに使用されていたプロ用20㎝口径フルレンジユニット=ARO511が後面部分開放型エンクロージャーにセットされたシステムのペアです。
・このユニットは強力外磁型アルニコマグネットで超軽量コーンをドライブするもので高能率、広帯域を実現しています。
・TESLA ビンテージフルレンジの代表的な傑作で、音が比類なく素晴らしいものです。
・ジャーマンビンテージとして最高音質の一つと思います。
・当工房が制作してきた数千システムでも最上位に位置する驚異の高音質です。
・位相の回転、軸のズレが全くない理想的な構成と音です。
・クロス周波数が音声帯域にあるマルチウェイ(2Way~)スピーカーは位相が狂うだけでなく音が上下左右に動いてしまいます。
・中小音量での再生でこれが起こると音楽は台無しになります。
・シングルユニットによるフルレンジシステムでは原理的に絶対にこれは起きません。
・楽器のグレードが上がったような素晴らしさです。
・画像10は周波数特性の実測データですが、これだけの広帯域、安定したバランスを有するユニットは現代を含め非常に稀です。
・「究極のフルレンジ」のひとつと言っても過言ではないかと思います。
・音楽ジャンルは特に選びませんが、1950~80年代のJAZZ、クラシックの再生音は素晴らしいものと思います。
・ジャーマンビンテージの貴重な逸品として推薦いたします。
【2】ユニット
・型式:TESLA ARO511
・口径:20cm
・マグネット:外磁型アルニコ
・コーン:超軽量、フィックスドエッジ。
・状態:良好
・インピーダンス:5Ω
【3】】エンクロージャー:
・型式:後面部分開放型
・このユニットの能力を最大発揮させる方式です。
・後面にも音が拡散されますのでスケールが大きく、かつ柔らかい音が得られています。
・サイズ:幅27.6cm、高さ38.6cm、奥行25.0cm
・材質:天地側面は25mm厚の天然木メルクシパイン集成材、バッフル、裏板は針葉樹系プライウッドです。
・天然木の響きは最高です。
・板厚、重量が有りますので不要な雑音は抑え込まれ、深くクリアな低音が安定して出てきます。
・外装:100、240番のサンドペーパーで研磨し、次にワトコのナチュラルイルと600番のサンドペーパーで繰り返し研磨仕上げています。
・入力端子:2Pのハーモニカ端子でYラグ、またはケーブルむき出しが接続可能です。また画像8の通り、バナナプラグ、極太ケーブルなどほとんどのタイプのスピーカー端子が接続可能な金メッキ金属削りだしのアダプター付きです。
【4】音質
・以下の感想は主観ですのでご承知おきください。
・まずScott HamiltonのMy Foolish Heart」聴きました。
・これは録音も演奏も史上最高のJAZZの一つです。
・このシステムにはピタリのCDで、太く豪快なテナーサックスの浮き上がるソロを見事に再生します。
・大型シングルコーンフルレンジでしか聴くことのできない自然で広がりのある究極のサウンドが聴けます。
・変な表現ですが「本物の楽器より楽器らしい音」といえるかもしれません。
・このシステムの音はふくよか、かつ豪快ですので、本物のJAZZを優雅に響かせます。
・高音質録音のフィリックス・アーヨ+イ・ムジチの「四季」を試聴しました。
・バイオリン、チェロなどのの倍音がきれいに再生されます。
・ホールの大きさがうまく再生されていると思います。
・総じて、アコースティック系の音の伸びが良い音楽に適した最高のスピーカーと思います。
【5】そのほか
・スタンドは含みません。
・さらにワイドレンジ化するPHSTが付属します。
https://geo80002002.livedoor.blog/archives/34951517.html
・マンスリーマガジン
https://geo80002002.livedoor.blog/archives/cat_439101.html