FREEWHEELERS（フリーホイーラーズ）が展開するカテゴリー"THE IRONALL FACTORIES CO.（アイアンオールズ ファクトリー）"の「Lot100 DENIM JACKET」です。
サイズ46、カラーは10oz INDIGO DENIM（10オンス インディゴデニム）、新品未使用品です。
品番は2511001です。
かつてオハイオ州シンシナティに、“ジ・アイアンオール・ファクトリー”というワークウェアメーカーが存在しました。
現存するヴィンテージウェアの数も極めて少なく、また、この会社の歴史や当時リリースされていたアイテムのラインナップなど分からない事ばかりの謎に満ちたメーカーで、まさに幻のワークウェアブランドとされています。
その随所に渡ってこだわった凝った作りと、ボタンに刻まれている文句-“Don't say Overall's-Say Ironalls(オーバーオールと言うな。アイアンオールと言え)”という力強い台詞を見れば、着る者=ワーカーの立場に立って思考を凝らして物作りしているこだわりの姿勢と、己のプロダクツと己のブランドに自信を持っている誇りの高さを感じさせられます。
独特な作りのペン挿し付き懐中時計用ポケットは、どうすればポケットの中の懐中時計を仕事の作業中の激しい動きでも外に飛び出すことなく収まりよく収納しつつ、かつ円滑に出し入れ出来るのか、試行を重ねてやっとこの形にしたであろうことが窺えます。
尚、フロントには、懐中時計のチェーン用のホールが付いています。
そして素晴らしいのは、チェンジボタンの裏側のリングがフロントの見返しによって隠れていることです。このようなチェンジボタン付きのカバーオールのインナーにニットを着ていた時、知らず知らずの間にニットの編み目にこのリングが引っ掛かって、カバーオールを脱いだ時にニットの糸が伸びてしまう事があります。しかもこのリングの根元には、ちゃんと別のデニムで当て布されています。
衿元を守る為のチンストですが、このカバーオールには安心感の有る太幅で長めの物が付けてありますが、必要の無い時はこれがかえって邪魔臭いことがあります。しかしちゃんと逆側にボタンが取り付けてあるので、邪魔な時はチンストを折り返してこのボタンに付けて衿元キレイに収まります。
チンストと同様にカフスも特徴的です。カバーオールのカフスと言えば、わざわざチェンジボタンを付け替えて袖口を絞ったり、袖口をずらして内側のボタンに留めるなど、簡素な作りの物が多いですが、このアイアンオールには使い易いストラップで袖口を絞る事が出来ます。袖口を絞れば、袖の中に異物の侵入を防ぐ事が出来るので、ワーカーにとっては意外と重要な事なのです。
尚、カフスのボタンには、袖の内側が引っ掛からないように、チェンジボタンは使用しておらず、打ち付けのボタンを使用しています。
あと内ポケも付いていて、裾の裏にはユニオンチケットも縫い付けてあります。
また、トリプルステッチによる縫製がこのカバーオールの頑強さを物語っています。
生地は、1920～30年代のワークウェアで使用されていたデニムの質感を目指して作り上げられた10オンスのインディゴデニムを使用しています。
当時は紡績技術も進んでおらず、また、恐慌の煽りを受けてかあまり高品質のデニムは作れませんでした。当時のワークウェアのデニムを研究し、縦糸にはムラ感の強い糸を使用し、横糸には縦糸に比べてムラ感の弱い糸を使用して右綾にて織り上げてあります。シルエットは、ややスッキリした野暮ったくないシルエットです。
2025年、特約店で購入しました。サイズが合わず着用の機会がないため手放すことにしました。購入後は袋にいれたまま暗所で保存していました。
サイズですが、肩幅約52㎝、身幅約64cm、着丈約77cm、袖丈約63cmです。コンビニよりゆうパックの着払いで発送予定です。希望配達時間があればお伝えください。ノークレーム、ノーリターンでお願いします。宜しくお願い致します。
mercari代购
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