「雷撃深度一九・五 池上司」になります。
☆☆フィクションですが、伊号第５８潜水艦やUボートなどのミリタリーに興味のある方いかがでしょうか。

昭和二十年七月、原爆を運ぶ米重巡洋艦インディアナポリスを叩くべく出撃した海軍伊五八号潜水艦。
全く新しい戦争サスペンスの誕生！！

●昭和20年7月16日、110余名の乗員と人間魚雷回天を乗せた伊五八潜水艦が呉軍港を出港。
フィリピン東方を通過する敵艦船をグアム―レイテ線上で撃沈せよとの特命を受けた倉本艦長、
宿敵マックベイ大佐と太平洋戦争における艦艇同士の最後の闘いに挑む―。。。

太平洋戦争を扱った戦記小説というと悲壮感が漂ういかめしいノンフィクションか、
架空の設定の元に描かれた破天荒で脳天気な架空戦記小説と両極端な印象がありますが、
本作は歴史的事実に立脚しながらも、エンタテーメントとしても優れた戦記小説になっていると思います。

太平洋戦争末期の日本海軍の潜水艦を扱った小説というと、福井敏晴の「終戦のローレライ」を彷彿とさせられる。
「ローレライ」が完全なフィクションの世界だったのに対し、
本作は、１９４５年、アメリカ本土から原爆を運ぶ米海軍巡洋艦インディアナポリスを、
日本海軍の伊５８号潜水艦が撃沈した史実に基づき、日米の双方の視点から描いたものになっています。

●著者の後書によると、「半分が史実」ということで、残り半分は架空の設定とのこと。

サイドストーリーとして挿入される東シナ海をいく日本軍の輸送船団とそれを護衛する旧式護衛艦の
エピソードもあります

●海外物の海洋小説を読んでいて、どうにも何故か腹が立つ方がいらっしゃいましたら読んでみてください。

●●世界の一流を育てる大学教育には軍事・戦略は必須科目のようです。
（なぜか日本の大学や社会では教育されません、、、）
●世界のあっちの島やこっちの海で、情報戦などが行われていて、
もう中国、ロシアは非対称な戦争を日本に仕掛けていることが明白になっています。。。
●残念なことに、望むだけでは平和は蹂躙されることが分かりました。。。、
●私は日本が中国やロシアに占領されるのは嫌なので行動しようと思います。
●傍観者ではいけません！平和を継続するためにこのような本を読んで国防など一緒に考えましょう！！
●ネット社会のこの世の中、だんだん少なくなっていく本なのでしょうか。。。

●少し昔の絶版の本でしょうか、、、
●簡単な本を何度もくり返し読んで、長期的に戦力向上に役立ててください！

ｐ。４０４ページ
定価：５９０円
２００７年１０月５日第５刷

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