60年代当時、クリエイションはドイツで非常に人気が高かったらしく
そのドイツでのみ1967年に発売されたオリジナル・アルバムがコレ。
CDでは[1]~[12]に収録されている曲がそうだが、
これは激スゴいアルバムである。
しかも、大サービスの24曲入り!
アナログの時代なら3枚組のボリュームだ。
まぁクリエイションは駄曲がないから当然といえば当然だが、
素晴らしい曲が連発に次ぐ連発!
ザ・フーのファーストをハードにサイケに進化させたような曲は
どれをシングル・カットしてもおかしくないほどの出来の良さで、
シンプルながらメロディーも良いし、
カッコよさと斬新さも兼ね備えている。
[1]のイントロからしてトリハダでしょう。
ホント何故イギリス本国で不発だったのかが不思議でしょうがない。
この内容なら文句無しだと思うのだが。
本REPERTOIRE盤には[12]~[20]までがクリエイションのその他の曲、
そして[21]以降がクリエイションの前身バンド、マーク・フォーの音源だ。
ここでの曲もまた素晴らしいの一言!
ブリティッシュ・フリークビート代表バンド、クリエイションのポップ・アート・サウンド満載の編集盤!
ザ・クリエイションは言うまでもなくフリークビートの代表的バンドだ。ザ・フーに次ぐ60年代中期の革新的なポップ・アート・バンドであり、ギタリスト、エディ・フィリップスのフィードバックを多用した奏法はピート・タウンゼントに影響を与え、(と両バンドのプロデューサー、シェル・タルミーが発言している。)バイオリンの弓を使った奏法をジミー・ペイジに先駆けて使っていた。しかしUK本国でヒットを出せず、ドイツが活動の中心だったこと、バンド内がまとまらず、活動期間が短かったことでいったん歴史から消えてしまう。しかし1980年代、ネオ・モッズの盛り上がりとともに再注目され、バンドの名を冠したインディー・レーベル、クリエイションの成功と共に、評価、知名度ともに上がり、若い60年代ビート・ファンにとっては今ではスタンダード・バンドのひとつとなっている。このアルバムは、1967年、ドイツ、スカンジナビアのみで発売されたアルバムにエディ・フィリップス在籍時のシングル音源と、前身のザ・マーク・フォーの音源をプラスしたものだ。クリエイションのフリークビート/ポップ・アート・サウンドをあらためて楽しもう。
Tracks
WE ARE PAINTERMEN / THE CREATION
WE ARE PAINTERMEN / THE CREATION
[1] Cool Jerk
[2] Making Time
[3] Through My Eyes
[4] Like A Rolling Stone
[5] Can I Join Your Band
[6] Tom Tom
[7] Try And Stop Me
[8] If I Stay Too Long
[9] Biff, Bang, Pow
[10] Nightmares
[11] Hey Joe
[12] Painter Man
BONUS TRACKS:
[13] How Does It Feel To Feel (US Version)
[14] Sylvette
[15] I Am The Walker
[16] Ostrich Man
[17] Sweet Helen
[18] Life Is Just Beginning
[19] For All That I Am
[20] Midway Down
SPECIAL BONUS:
[21] Hurt Me If You Will
[22] I'm Leaving
[23] Work All Day (Sleep All Night)
[24] Going Down Fast
超レア盤、再生回数極少、殆どありません。
輸入盤
美品ですがあくまでも中古品としての出品ですので少しでも気になる方の購入は御遠慮ください。