・書籍名 : Lithops ; Treasure of the veld, 2nd edition
・著者名 : Steven Hammer, Christopher Barnhill (Photography)
・出版社:British Cactus and Succulent Society
・発行年:2010年
・言語:英語
・形式 : ソフトカバー, 248mm x 183mm, 158ページ
・書籍名 : Lithops ; Treasure of the veld, 1st edition
・著者名 : Steven Hammer, Christopher Barnhill (Photography)
・出版社:British Cactus and Succulent Society
・発行年:1999年
・言語:英語
・形式 : ソフトカバー, 248mm x 183mm, 148ページ
余部があるので出品します。2nd ed.は新本在庫になりますが、1st ed. は古書となり、内部のページ外側にはやや髪や毛が見られ、一部書き込みがあります。
<書籍説明>
本書はアフリカ南部を中心にしたハナミズマ科のLithops(リトープス属)のリビジョン及び総合解説書となります。
著者は南アフリカのSteven A. Hammer(スティーヴン・ハマー, 1951-)となり、ケープタウン大学のフェローの立場にあるようです。同氏は、メセン類(女仙類、ハナミズマ科)を中心としたフィールドワーカーとして知られ、同分類群の分類学的な権威として知られています。特にConophytumやLithopsを中心としたアフリカ産の多肉植物の専門家となり、多数の論文や書籍を発行しています。
1999年に1st editionを出版し、11年後のアップデート版として2nd editionを出版しています(本書は2021年の増刷)。アップデートにあたり、1st edition以降に発見された新分類群と栽培品種について、解説と写真が掲載されています。また、既知種についても全27点の追加写真が収録され、ミスも修正されています。
内容としては、Lithopsを5種群に分け、38種23亜種62変種(89分類単位)として扱っています。全種全亜種全変種の写真(野外株、栽培株)が掲載され、ここに種ごとの自然史関係の研究史、分類学、形態(他種との区別点)、生態、生理、土壌、気候、分布(地図)、引用文献、栽培方法等と一通りの情報がしっかりと記述され、全体に文字量が多く、情報量は充実しています。
また、園芸品種については、後段に写真付きで紹介されており、各品種のリリース時期や出自情報まで詳しく記述されています。この手の自然史系の書籍では、園芸品種の解説は手薄になりがちですが、栽培方法と併せて手厚く記述されています。
これ以外にも参考資料として、Q&A、本書における分類体系一覧、シノニムリスト、分類学史、過去の園芸コレクションリスト、種子サイズ一覧、各種への検索表などが収録されています。
中型のソフトカバー本ですが、見た目に反して内容は十分に充実しており、流石はSteven A. Hammerだなと感じます。Lithopsを詳しく知りたい方は、比較的安価な本書から入るのが良いように感じます。また、他のLithopsの分類体系と比較しながら、読むのが良いかと思います。また、セット組となりますので、1stと2ndを比較しながら読むのの良いかと思います。