
自宅保管の品です。中身は大変美品ですが古いものですので、表紙や帯など若干の経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。
明日へのスキャット 由紀さおり
デビューは1969年。『夜明けのスキャット』の国民的ヒットから50年。変わらぬ澄んだ声、透き通る白い肌で凛として歌う歌手、日本歌謡界&童謡界のレジェンド、由紀さおり。
あまたの歌い手たちが現れては消える、厳しくもはかない歌の世界で、ずっと第一線の実力派として、彼女が歌い続けて来られたのはなぜなのか?
のびやかなその声が、70代を迎えた今も、美しく瑞々しく響きわたる秘密は何なのか?
幼少期に始まる「歌」との出会いから、「由紀さおり」としてデビューしてからの50年に、さまざまにもがき、苦しみながら挑戦を続けてきた彼女の言葉から今、その理由が明かされる。
●本書の見どころ
・世界にフィールドを広げて歌い、愛し、音と自分に真摯に向き合って生きてきたひとりの女性、由紀さおり。その前向きな姿と美しい声の秘密に、胸が震える!
・出会いと別れ、爆発的ヒットからの黄金期と挫折、自ら仕掛けた姉とのデュエットによる童謡コンサートの大成功、はたまたアメリカを始め世界でアルバムをリリースし、60代で再び喝采を浴びるまで。そして全国で開かれる50年記念コンサートに待望の声が集まる今! 大きな起伏を描く彼女の半生が、鮮やかに映し出される。
・彼女の生涯を貫く「才能のきらめき」、「歌い手道」、そして「音&ことばを究める姿勢」から伝わる、「由紀さおりが『レジェンド』たる所以」に誰もが納得せざるを得ない、感動の一冊!
目次
はじめに ~桃華楽堂のスキャット
第1章 スキャットと旅して
即席スキャット など
第2章 歌手になりたい!
制服のキャバレー歌手 など
第3章 大ヒットと結婚の狂想曲
不協和音の夫婦 など
第4章 笑いと涙のサバイバル・マーチ
紳士だったいかりやさん など
第5章 安田シスターズ誕生!
100万枚、そして世界へ! など
第6章 恋とジャズのアメリカ
結婚、そして…… など
第7章 母へのエレジー
炎の母娘 など
第8章 フルボディの歌
薄く弱い声帯を守る など
第9章 変わりゆく音の世界で
ドンカマ&イヤモニがつくる音楽との距離感 など
第10章 すべては「明日も歌う」ために
内容説明
レジェンドは、立ち止まらない!永遠の澄んだ声&白い肌!歌い続けて50年。世界を魅了する「魂の歌姫」、今日もオン・ステージ!
登場する方々
亀田誠治 いきものがかり 水野良樹 永積崇
ハナレグミ アンジェラアキ 松山千春
さだまさし シャーロックホームズ
いずみたく 田辺エージェンシー 坂本九
ヒデとロザンナ ピーターポール&マリー
ピンクマルティーニ いしだあゆみ 安田祥子
山川啓介 ひばり児童合唱団
デュークエイセス 佐良直美 今陽子
ピンキーとキラーズ 北山修
吉田拓郎 伊勢正三 宇崎竜童 川口真
浜圭介 都倉俊一 平尾昌晃
岩谷時子 阿久悠 俳優座 ちあき哲也
三木たかし ドリフターズ 渋谷毅
いかりや長介 小川知子 堀内孝雄 冨田勲
中原淳一 皆川和子 二宮ゆき子 山上路夫
ザ・フォーククルセダーズ スリーグレイセス
ダークダックス ビートルズ 黒田清子
若山彰 天皇陛下 皇后陛下 高嶋弘之
高嶋ちさ子
市川昭介 二葉あき子 奈良光枝 山路進一
青空千夜一夜 矢沢永吉 YMO 山下達郎
大滝詠一 石川さゆり 小林旭 田村魚菜
三木鶏郎 欧陽菲菲 渚ゆう子 奥村チヨ
高田恭子 黛ジュン 千賀かほる 新谷のり子
カルメンマキ 加藤茶 コロムビアトップ
伊東四朗 坂本冬美 森田芳光 松田優作
宮川一朗太 伊丹十三 ムッシュかまやつ
飯田久彦 坂田晃一 東京事変 秋元康
安住紳一郎 有吉佐和子ほか多数
レビューより
由紀さおりさんの美声は天賦の物だと思います。しかし、それを保つために弛まぬ努力をなさっているのだと驚きました。恋人や伴侶への愛に未練を残しつつやはり唄の世界を選んでいく彼女の音楽への思いの強さが感じられる本だと思う。
吉田拓郎のルームライト という曲をもらったり食事に行ったりというエピソードが知れてよかったです。