
備前長船派の源流 ― 光忠の系譜とその魅力
古来より「刀剣王国」と呼ばれる備前国(現在の岡山県南部)は、日本刀の一大産地として名高く、一文字派・大宮派・畠田派・吉岡一文字など、数多の名流が技を競いました。その中でも鎌倉時代中期、吉井川流域の長船(おさふね)の地に定住した刀工たちによって生まれたのが「長船派」です。
この長船派の実質的な祖とされるのが光忠(みつただ)です。古伝書では近忠の名が祖として記されることもありますが、現存する「備前国長船光忠」銘の太刀(三の丸尚蔵館蔵)により、光忠こそが長船派の源流であるとする見方が今日の定説となっています。
光忠の作風は実に幅広く、小沸のついた小乱れに始まり、華やかに乱れた刃文を焼いた豪壮な作まで多彩。刀身には品格と力強さが共存し、実戦における斬れ味の良さと、鑑賞刀としての美しさを兼ね備えていたことから、古くは「注進物」として幕府にも献上された記録があります。
中でも織田信長は「実休光忠」を特に好み、生涯で20口以上を蒐集したと伝えられるのは有名な逸話です。
伊達政宗も所持したとされる「燭台切光忠」などが有名です。
戦国の覇王をも魅了したその華麗な作刀は、今なお多くの刀剣愛好家を惹きつけています。
現存する光忠の刀は30振り前後と限られており、在銘作の多くは時代を経て打刀として磨り上げられています。中には無銘ながらも後世の鑑定で光忠と極められた優品もあり、その精緻な技と造形は長船鍛冶の真価を今に伝えています。
光忠(備前長船光忠)は、古刀位列において「最上作」のランクに位置づけられています
●袋は風呂敷をおつけします。
◆◆◆◆
■種別■
刀
■長さ■
45.1cm
■反り■
1.3cm
■元幅■
2.8cm
■先幅■
2.5cm
■元重■
0.6cm
■先重■
0.4cm
■重量■
約420g
■目くぎ穴■
2個
■銘文■
表 光忠(以下切)
裏
登録記号番号 東京都 第329604号
令和7年5月17日交付
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◆◆◆◆
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