自宅保管の品です。中身は大変美品ですが古いものですので、表紙など若干の経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。


昭和流行歌スキャンダル: そのときヒット曲は生まれた　島野功緒


老いも若きも肩を並べて聴き入った、昭和の「流行歌」。数々の名曲の裏には秘められたエピソードがあった！　今井正監督が嫌った主題歌「青い山脈」。石原裕次郎「錆びたナイフ」の詞は盗作？　わずか３分で作曲した「ブルーシャトウ」。古賀賞予選落ちの「さざんかの宿」などなど、一挙公開！


目次
第１章　戦前・戦中時代（演歌のはしり『オッペケペー節』；『カチューシャの唄』と『船頭小唄』　ほか）
第２章　昭和二十年代（淡谷のり子が拒否した『星の流れに』；軍歌調メロディーとリーゼント『啼くな小鳩よ』　ほか）
第３章　昭和三十年代（大ヒットで大学を断念『おんな船頭歌』；チュニスをチェニス『カスバの女』　ほか）
第４章　昭和四十年代（大物を予感させた高倉健『網走番外地』；Ｂ面曲を歌い続けた菅原洋一『知りたくないの』　ほか）
第５章　昭和五十年代（外国曲にそっくり『聖母たちのララバイ』；北原ミレイがカムバック『石狩挽歌』　ほか）

楽屋で口もきかなくなったタイガース
伊東ゆかりが大不満
森進一と吉田拓郎のコンビに大揉め
シクラメンの花の色も知らなかった
敏いとうが無断で吹き込んでデビュー
食事にも困っていた 八代亜紀
作家に印税が1円も入らない 釜山港に帰れ
遠藤実の伴奏じゃ歌えねえ！千昌夫
植木等 が最後まで拒否した スーダラ節
大物を予感させた高倉健
低音すぎると淡谷のり子が抗議した
流しの少女が評判で両親が警察にこまどり姉妹
研ナオコの執念
曲を作る時間がないと 桑田佳祐

登場する方々
宇崎竜童　阿木燿子　山口百恵　さだまさし
谷村新司　チョーヨンピル
桑田佳祐　研ナオコ
森昌子　八代亜紀　竜鉄也　石原裕次郎
さとう宗幸　石川さゆり　阿久悠　杉良太郎
都はるみ　小柳ルミ子　北原ミレイ　岩崎宏美
梓みちよ　布施明　小椋佳　中条きよし
平尾昌晃　渡哲也　小坂明子
前川清　欧陽菲菲
天地真理　安井かずみ　奥村チヨ　岸洋子
小川知子　藤圭子　青江三奈
美川憲一　水原弘
内田裕也　沢田研二　伊東ゆかり　黒沢年雄
園まり　橋幸夫　菅原洋一
高倉健　水前寺清子
松尾和子　ピーナッツ　村田英雄　小林旭
植木等　西田佐知子　越路吹雪　ペギー葉山
フランク永井　三波春夫
美空ひばり　春日八郎
高峰秀子　藤山一郎
笠置シヅ子　ディックミネ
東海林太郎ほか多数

レビューより
曲というものは現在のJポップ・アーティストのように作詞、作曲、歌唱と、例えば桑田佳祐や中島みゆきのように三位一体、全てを自分でこなすのと昭和の歌謡曲のように分業制度とどちらが大変なのだろうか？ 分業の方が楽なようにも思うが意見の衝突などを考えると一概には言えない。