8CD
廃盤
ハイドン:
・ロンドン交響曲集
交響曲第93番
交響曲第94番『驚愕』
交響曲第95番 交響曲第96番『奇蹟』
交響曲第97番 交響曲第98番
交響曲第99番
交響曲第100番『軍隊』
交響曲第101番『時計』
交響曲第102番
交響曲第103番『太鼓連打』
交響曲第104番 『ロンドン』
アンタル・ドラティ指揮
フィルハーモニア・フンガリカ
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
1969~72年ステレオ録音。
膨大なハイドンの交響曲を、比較的短期間のうちに全集にまとめあげた歴史的力作から、ロンドン交響曲をまとめたもの。
さらにオラトリオ『四季』、『天地創造』も収録。
大編成のオーケストラを指揮しているにもかかわらず、引き締まったアンサンブルと、力強い表現に圧倒される名演ぞろい。
ドラティの得意分野といえば、ストラヴィンスキーなどの近代作品だと思われがちですが、直線的な旋律の歌わせ方や、
オラトリオでの各声部の立体的な処理の上手さなどは、ハイドン作品との見事な相性が発揮されています。
・交響曲第93番ニ長調 Hob.I.93
・交響曲第94番ト長調『驚愕』 Hob.I.94
・交響曲第103番変ホ長調『太鼓連打』 Hob.I.103
CD2;
・交響曲第97番ハ長調 Hob.I.97
・交響曲第100番ト長調『軍隊』 Hob.I.100
・交響曲第104番ニ長調『ロンドン』 Hob.I.104
CD3;
・交響曲第96番ニ長調『奇蹟』 Hob.I.96
・交響曲第98番変ロ長調 Hob.I.98
・交響曲第102番変ロ長調 Hob.I.102
CD4;
・交響曲第95番ハ短調 Hob.I.95
・交響曲第99番変ホ長調 Hob.I.99
・交響曲第101番ニ長調『時計』 Hob.I.101
CD5&6;
オラトリオ『四季』全曲
ハンネ:イレアナ・コトルバス(ソプラノ)
ルーカス:ヴェルナー・クレン(テノール)
ジーモン:ハンス・ゾーティン(バス)
ブライトン・フェスティヴァル合唱団
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:アンタル・ドラティ
録音:1977年6月、ロンドン(ステレオ)
CD7&8;
オラトリオ『天地創造』Hob.ⅩⅥ-2
ルチア・ポップ(ソプラノ)
ヘレナ・デーゼ(ソプラノ)
ヴェルナー・ホルヴェーク(テノール)
ベンジャミン・ラクソン(バス)
クルト・モル(バス)
ブライトン・フェスティヴァル合唱団
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:アンタル・ドラティ
録音:1976年12月(ステレオ)
指揮者のアンタル・ドラティ[1906-1988]は、ハンガリーの生んだ名指揮者で、2006年に生誕100周年を迎えたということで記念盤もリリース、再び注目を集めています。そのオーケストラ・ビルダーとしての実力はいまだに評価が高く、このハイドン全集はじめ、師のバルトークやコダーイの作品のほか、ストラヴィンスキー、チャイコフスキー、ワーグナーからペッテションにいたるまで、多くの作品で辣腕ぶりを発揮していました。ハイドンでは交響曲の成功を受けて、CD20枚(10CDBOX×2)に及ぶオペラの大量録音もおこなっており、この作曲家の権威としての存在感を強く示して圧倒的です。
オーケストラの「フィルハーモニア・フンガリカ」は1956年のハンガリー動乱の際、国外に脱出した音楽家によって翌1957年にウィーンで結成されたオーケストラ。最初、同じハンガリー人であるドラティが音楽監督を務めますが、その後、西ドイツ政府の反ソ連キャンペーンの一環として資金援助を受けられることとなり、ヴェストファーレン州のマール市に本拠地を移して活動を継続。州と市からも資金を獲得してオーケストラは運営され、ハンガリー人以外の楽員も参加するようになって演奏水準が向上、1960年代から1970年代にかけて迎えた黄金時代にハイドンの交響曲を全曲録音するという偉業に挑むこととなります、その後も約30年に渡って活動を続けますが、社会体制の大幅な変化により、政府からの資金援助が停止、2001年にその45年の歴史を閉じることとなりました。
この全集はそんな彼らの名を永遠不滅のものとする見事な内容を持ったもので、一貫して端正なアンサンブルと高度に揃った演奏水準のおかげで、各作品ごとの個性をよく理解することができます。
コンディション良好。
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