【商品の説明】
ブランド、メーカー:アスキー社
書名:アスキームック ウェブデザイン2004(バックナンバー)当時の最先端サイト一覧 企業サイト名鑑 貴重品 概ね美品
発行:2004年2月発行
重さ:620グラム
その他:この商品に箱やパッケージはありません。
【商品の状態】
表紙に細かなスレキズなどありますが、全体的にキレイです。汚れ、書込、折れなどはありません。
「はじめに」より-------
情報サイトが情報誌を駆逐するのはいつのことだろうか。近い将来のことではないか。そんな危惧を抱きながら『Web Design 2002』を発行してから、はや2年の月日が流れました。
インターネットの情報伝達の瞬時性、印刷の時間を考えると勝敗は明らか。この2年でADSLも普及し、インフラ環境も整ってきました。それでもなお、ブロードバンド環境が十分とはいえません。企業サイトも設立・運営の予算の少ない会社が多いのが現状です。
そんな中で、優れたWebサイトは誕生し、リニューアルを続け、進化を遂げています。サイト制作会社に依頼して優れたサイトを構築する会社も増えています。巻頭インタビューでは、Webクリエイターに登場していただきました。読者の皆さまに支持され、その集大成ともいえる『Webクリエイターの現場』を昨年末に上梓しました。
これから企業内でWebサイトを立ち上げようとする人、リニューアルをする人は、本書をパラパラとめくって下さい。サイトを立ち上げて見比べる時間は、インターネットといえども印刷物の瞬時性には勝てません。サイトの写真集ともいえる本書を活用して、様々なサイトを見ていただけることを願っています。国内の優れたサイトを多くの人に見ていただく事が、我々スタッフの最大の願いでもあります。
本書に収録した150のサイトに出会ったことが、Webデザインの今後の指標となり、より一層これらのサイトを好きになっていただければ幸いです。
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【個人的な感想】
この企画の趣旨にあるように、Webは速報性に長けた特徴を持ち、一覧性や保存性には適しません。インターネットの社会への浸透の過程で、黎明期を経て、今や社会インフラとも言える媒体となりました。その間に、技術の発展もあり、ホームページ自体が、閲覧用の視覚媒体から、それそのものが仕事をするハイテク表現媒体へも変化しています。例えば、見積やカラー及び形状シュミレーションを行えたり、会員管理などが行えるようになりました。
そのため、今では、カタログの製作・発送など、物理的な作業がWebに置き換わっています。全てではありませんが。これらの環境の変化により、Webデザインに求められるものも大きく様変わりしました。加えて、スマートフォンの普及もその変化に大きな影響を与えています。
しかし、インターネットやホームページの黎明期、前例がなく、手本とするものも皆無で、そんな中で考え、最先端を目指し続けた企業のサイトは、今となっても非常に大きな資産を私たちに残してくれていると思います。今あるサイトは、急に出来たものではありません。このような時代を経て、今があるのです。2004年当時の最先端デザインである企業サイトが一覧的に見ることができます。中には、今でも十分通用しそうなサイトデザインもあります。過去をふり返るには、非常に貴重な企画の本だと思います。企業サイトの今と昔を見比べるのも面白いと思います。
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