ちょうどいいサイズの2ウェイブックシェルフ型のコンパクトスピーカーです。国内プランドで有名なスピーカーならヤマハのNS10Mに近いサイズです。決して高級モデルではないですがチェック時、伝統的なオーディオの本場欧州サウンドを満喫できました。今流行りのハイスピード系ではなく良き時代のナチュラルなサウンドかと思います。メロウマイルドですが決してこもってはおらずクリアです。スピーカーのやや後方にできる音場感はスピーカーの後方の壁が鳴っているような感覚です。ビシバシくるハイスピードな音がお好みの方には少し物足りないかもしれません。スピーカーの説明は言葉では難しいです,私見に付きご参考まで。最近はオーディオ全体が値上げが顕著です。物価の高騰もありますがオーディオブームの頃ほど大量に売れる時代じゃないのでその開発費や金型代などの1台あたりの原価が高くなるのでしかたない部分はあります。本機はまだその傾向が顕著じゃない時代の商品ですので比較的コスパは現在と比べて高いと思います。スピーカーは特に技術的に革新的な開発はないかと思います。サブで使用していたので酷使していませんので中古の割には綺麗と思います。個人感覚は違うので写真でご確認ください。元箱もありますので輸送中も安心です。箱はそれなりにくたびれています。サイズは素人採寸ですが横幅220奥行301高さ321ぐらいです。サランネットはマグネット式。スピーカーターミナルはバナナプラグ対応です。

下記にネットの情報を貼り付けます。

ドライバー・ユニットはシリーズ共通で、リング・ドームトゥイーターとロングファイバー配合コーン・ウーファー。いずれも2ウェイ構成である。

径38mmのリング・ドームトゥイーターは新開発。単純なドーム型とは異なり、内周側のインバーテッド・ドーム振動板がスムースな周波数特性を再現し、外周側のドーム振動板によって磁気回路からの駆動力がダイレクトに伝わる独自形状に形成している。これにより、伸びやかな高域再生が可能であるとする。
また振動板背後のキャビティはツイン構造とし、振動板の背圧を排出しながら共振を抑えて広帯域の再生レンジを確保している。

ウーファーは低周波数帯域の高調波歪みを最小化するため、ブチルゴム（IIR）素材のダウンロールエッジ設計を採用している。振動板は、アクリル繊維とソフトパルプによるロングファイバー・コンポジット・コーンである。

ウーファーのエッジと取り付けネジは、櫛の歯状スロットの開いたユニークなカバーの裏側に隠されている。このリボンのようなスロットが内部の気流を拡大する骨組みとなり、一般的なバスレフ型にありがちなノイズを排除し、歪みを低減しながら低域の再現性を高めるという仕組みである