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■■『書籍』・・・■■ ●●『なごみ』・・・●● **”（１９９０年１２月・通巻第１３２号）”** ―”特集”― ■■『前衛たちの時代』・・・■■ ―”新しいうねり・信長・利休・織部”― **”撮影・遠山孝之”** **”（約・３９頁） ”** ★時代はつねにうねりながら進んでいく。 波が沈んだ時に一人の”先覚者”が出て・波をつき上 げることがある。 彼はその時代にあって前衛・異端とされる。 中世日本。 人々は土地に縛られ・貴族化した武家が金閣寺・銀閣 寺で明中国の舶来品を第一に文化にしていた時代に・ 時を相前後して三人の前衛が登場し・世を変えた。 室町から江戸時代に移る間のわずか三十年は・茶の湯 にとってはもちろん・日本の文化史上・最もうねりの 高い時代であったといえるだろう。 ◆金彩文字天目茶碗と天目台。 ・五島美術館。 ■発行日＝平成２年１０月１日。 ■発行所＝株式会社・淡交社。 ■サイズ＝１８×２５．５ｃｍ。 ■定価＝６２０円。 ■状態。 ●表紙に・多少の・キズ・ヤケが有ります。 ●本誌内に・多少の・ヤケが見えますが ●大きな・ダメージは無く ●年代的には・良い状態に思います。 ◆◆注意・・・◆◆ ★発行日より・経年を経て下りますので コンディションに係らず、古書で有る事を 充分に御理解の上・御入札下さい。 ★神経質な方は入札をご辞退下さい・・！！ ●全・１２８頁・・・！！ ●特集の・・・！！ ◆「前衛たちの時代」・は・約・３９頁。 ●蒐集・資料などの・参考に・・・！！ ●探されていた方は・この機会に・・・！！ ●以下・詳細をご覧ください・・・！！ ◆掲載案内は・抜粋し掲載して下ります。 ◆掲載内容は・Ｑ＆Ａより・問い合わせ下さい。 ◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。 ●掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ■■『前衛たちの時代』・・・■■ ―”新しいうねり・信長・利休・織部”― **”撮影・遠山孝之”** **”（約・３９頁） ”** ●●『安土・桃山という時代』・・・●● ◆南蛮渡来図。 ・六曲一双の右隻。 ・宮内庁。 ●●『南蛮文化の遺響』・・・●● ◆黒緋羅紗陣羽織。 ・仙台市博物館。 ◆葡萄蒔絵螺鈿聖餅箱。 ・東慶寺。 ●●『信長・利休・織部の足跡』・・・●● **年表・（西暦・元号・信長・利休・織部）** ◆安土城址。 ◆妙覚寺。 ◆淀の舟本。 ―”時代の前衛”― ●●『織田信長』・・・●● ◆安土城外観透視図。 ・内藤昌復元。 ・宇田妙子画。 ・（詳細は36～39頁参照）。 ●●『金碧壮厳』・・・●● ◆狩野永徳筆・「唐獅子図屏」。 ・宮内庁。 ●●『茶の湯政道』・・・●● ◆唐物・「付藻茄子茶入」。 ・静嘉堂文庫。 ★足利義満・義政所持以来・天下無双といわれ た茶入れで・珠光が九十九貫で入手したこと から・「九十九髪茄子」・という。松永久秀 が信長に献上・本能寺の変は逃れたものの・ 大坂夏の陣の戦火に遭い・家康の命で火中か ら救い出されて漆で繕われた。 ◆唐物・「松花茶壺」。 ・徳川美術館。 ★堺の北向道陳から信長に献上された・唐物茶 壷・（略・・・） ―”数寄の前衛”― ●●『千利休』・・・●● ―”侘びの深化”― ★四畳半ときまっていた草庵茶室を二畳に縮める。 利休の革新である。 さらに客の出入り口も縮め・「にじり」・にした。 壁土で塗り回された茶室の床は・もはや唐物を飾る場 所ではない。 竹の花入れに楚々と入れられた野の花こそふさわしか ろう。 徹底化された侘びの空間は・侘び数寄の舞台となり・ 新しい役者を待っていた。 唐物でない・日本の・”今”・の茶道具を――。 ◆妙喜庵待庵。 ◆千利休作・「竹尺八花入」。 ・裏千家。 ―”美の革新”― ★竹や瓢の天然の質感を好んだ利休は・茶杓のみならず ・花入や蓋置をも自らつくって茶室で用いた。 魚籠や菜籠・瓢の水筒といった日常道具に美しさを見 出して・非日常の空間に調和しうる・”微”・に昇格 させたのも利休の眼力であった。 信長亡き後・六十代になって・利休の目はいよいよ鋭 さを増す。 ◆瓢炭斗。 ・表千家。 ―”「好・（この）・み」”― ★利休は唐物を一切排除したのではない。 墨蹟や茶入・茶壺などに愛蔵の唐物は少なくない。 が・墨蹟は新しく表具し直され・茶入は牙蓋をつくっ て好みの裂で仕覆が着せられた。 松屋家の重宝・「松屋肩衝」・には・元所持者の珠光 のほか・利休・織部・遠州が贈った仕覆がある。 利休好みは古渡りの白と紺の千鳥格子裂で・「利休間 道」・と呼ばれる。 大名物の仕覆としてはあまりに素朴で衒いのないとこ ろが心憎いばかり。 織部好みの・「織部緞子」・は・青海波と梅花文を金 茶で散らしている。 仕覆は道具の着物であり・仕立てる人の趣味感覚が端 的に表われるところでもある。 ◆唐物・「松屋肩衝茶入」。 ・同・仕覆・２。 ・（利休間道）。 ・（織部緞子）。 ・根津美術館。 ―”利休の静”― ★「黒ハ古キ心ナリ」・という利休は黒を好み・長次郎 に黒の茶碗をつくらせた。 宗易型茶碗と呼ばれた・それは・端正な落ち着きをも って侘びの空間に見事におさまり・持つ人の手にぴた りとなじんで温もりを伝え・心を静める。 ◆長次郎作・黒楽茶碗・銘・「暮峰」・宗旦箱。 ―”織部の動”― ★その静寂さを破ったのが古田織部の・「ヒズミ、ヘウ ゲ」・だった。 成型された茶碗は故意に歪められ・斬新な意匠を施さ れ火に入れられた。 人と違うことをするのが作意だといった利休の・”作 意”・とは対照的な作意で・織部は侘び数寄時代の前 衛となった。 ◆織部沓形茶碗・銘・「わらや」。 ・五島美術館。 ◆千利休作・「裏張茶杓」。 ・五島美術館。 ―”意匠の前衛”― ●●『古田織部』・・・●● ―”陶芸の革新”― ◆織部手付向付。 ・畠山記念館。 ◆織部長角蓋物。 ・畠山記念館。 ―”景色の創造”― ★石燈籠は元来・寺社の燈籠である。 それを・重々しい台座を省いて土に埋め立て・露地に ふさわしい形にして茶庭空間にとり込んだのは・織部 の手柄であった。 露地の飛び石の打ち方を・利休が渡り・（すなわち実 際の便宜）・六分に景色四分としたのに対し・渡り四 分に景色六分と考えた織部の作意は・茶室内にも生か され・窓を茶室の景色として色紙窓を創案した。 華やかで豪快な織部好みの道具は・窓の多い明るく軽 快な空間に置かれて生きる。 ◆織部燈籠。 ◆燕庵写し席の窓。 ★左奥・点前座勝手付の上下に並んだ窓を色紙 窓という。 織部が作事したという燕庵には都合十個の窓 がある。 ―”侘びの展開”― ★織部は三畳台の茶席に襖で仕切れる別畳をつけた。 相伴席――供まわりの武士のための新しい工夫である。 つねに四畳台目として使えるこの茶室スタイルは・藪 内家の燕庵を本歌に・燕庵形式として流行をみせる。 織部は武人であった。 武人と町人との境をとり払って侘び一色に塗り込まれ つつあった茶の湯に彼は一石を投じた。 織部の前衛は・小堀遠州・松平不昧らに受け継がれて 展開してゆく江戸時代以降の茶の湯の可能性を開いた といえるだろう。 ◆燕庵写し席。 ★点前座より茶室を見たところ。 右手奥の一畳が相伴席になり・襖で仕切るこ とができる。 **”（以下白黒）”** ●●『衣食住に足らせて・カルチャーを知る』・●● ―”織田信長の先見性”― **”童門冬二・（作家）”** ●時代を読み切る信長。 ●まず衣食住の確保を。 ●「茶」・を文化化する。 ●●『異端の美学』・・・●● ―”天下一の位置”― **”中村利則・（文化環境計画研究所代表）”** ●安土築城。 ●●『トレンディ織部』・・・●● ―”天下一の位置”― **”竹内順一・（五島美術館学芸課長）”** ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ■入力のミスは・ご容赦下さい。 ■他の出品も・是非御覧下さい。 ■商品詳細文の転用は堅くお断り致します。 ■入札案内・・・■ ●状態はすべて点検済ですが、 ●見落し等が無いとは言えません。 ●見解の相違も御座います。 ●御了承・御理解の上・入札下さい。 |
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