
新書です。 きれいなほうです。
たび重なる大震災、二度の政権交代――それでも変わらない政治の無責任体質。
少子化と反比例するように増え続けた国の借金は千兆円。
昭和の遺産を食いつぶし、後退戦を続けた平成の三十年間、いったいどこで失敗した?
冷戦終結からモリカケ問題まで、改元まで一年を切った今、
平成が積み残した問題を徹底総括!
日本のタブーに切り込んできた作家とジャーナリストの大激論から見えてきた、
日本がこれから進むべき道とは?
目次
【序 章】 昭和天皇崩御を想いかえして
【第一章】 大山鳴動して何が残った?
●平成の幕開けは、世界の大転換期
●猪瀬直樹がみた、天安門事件前夜の中国
●リクルート事件が摘み取った、ひとつの才能
●選挙制度改正で、宮沢喜一が失脚
●二大政党制が根付かない日本政治
●平成初期は、小沢一郎の時代だった
●大震災、地下鉄サリン事件│村山内閣の憂鬱
【第二章】 「官僚主権国家」との三十年戦争
●官僚主権国家が高度経済成長を支えた
●田中角栄の官僚組織操作術
●橋本行政改革、失敗の理由
●橋本退陣のきっかけは、サンデープロジェクト
●国家権力の第三極「虎ノ門」
●道路公団改革│族議員、官僚機構の手ごわい反対
●〝変人小泉純一郎という男
●道路公団民営化の成果
●小泉の執念が、時代を味方につけた
●構造改革を忘れたアベノミクス
●地方にあるのは「取り残された社会主義」
【第三章】 経済敗戦を総括する
●人口減少はなぜ止められなかったか
●移民の議論が進まない日本
●人工知能、観光産業は日本を救うか
●会社が国家を代替した
●日本はなぜ世界で戦えないのか
●地方は復活するのか
●主体性の希求が、若者をオウムに走らせた
●テレビはなぜつまらなくなった?
【第四章】 アメリカ・原発・徴兵制
●保守の伝統
●湾岸戦争の衝撃
●「革新」の後退と「リベラル」の登場
●徴兵制を考える
●ナショナルな感情は消えてしまったのか
●劣化する安倍政権
●森友学園・加計学園問題
●原発を経験しても変わらない、日本政治のメンタリティ
●公共性を取り戻すには
【第五章】 タブーなき「天皇制」激論!
●なぜ天皇は、時を超えて存続してきたのか
●天皇制と地方分権
●「天下人」たちが天皇の権威を支えた
●伊藤博文による天皇神格化の試み
●アメリカの大統領選挙は「内乱」
●虚礼が文化を作る
●「戦争責任の返済」を背負った天皇
●皇室典範は改正すべきか