素晴らしい宋時代 建窯禾目天目茶碗です。

中国福建省の建窯で造られた天目茶碗のうち、

黒釉に茶色や銀色の細かい縦筋が

無数に見られるものがあり、

日本ではこれを稲の穂先の芒（禾）に

見立て禾目天目と呼ばれています。

陶土は当時茶褐色～鉄分の多い黒色と幅広いですが

しっかりとした重みはありますが

比較的茶褐色の陶土で造られています。

擂鉢状にやや碗なりに立ち上がった

その形は力が漲っており

シンプルな中褐色～

黒釉の吸い込ませそうな変化が見事です。

お茶を点てるのに丁度よいサイズで

手持ちも軽く女性にも扱いやすいな名碗です。

その侘びた雰囲気は茶人に愛され

点てた茶の緑をより引き立ててくれます。

画像の保管箱が付きます。

状態は口縁側面に使用に影響ない

程度のソゲはございますが、

茶道での使用となると

正面の目当てになる等むしろ重宝です。

その他総じて良好です。

古い品ですので画像もご確認の上

ご検討ください。

★サイズ(約寸)

直径13.5ｃｍ

高さ7.5ｃｍ

高台径4ｃｍ

重量300ｇほど

悠久のシルクロードに思いを馳せて♪