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大久保利通 (講談社学術文庫) 文庫 2004/11/11
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佐々木 克 (監修)
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難局への対応から家庭での素顔まで
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維新の指導者像を語る貴重な証言集
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維新の立て役者、大久保利通の実像を伝える証言集。明治43年10月から新聞に96回掲載、好評を博す。討幕、新政府樹立、近代化への政策施行、西南戦争……。政治家としての姿から西郷への思いや家庭での素顔まで、興味深い秘話、逸話、情味溢れる憶い出が語られてゆく。強い責任感、冷静沈着で果断な態度、巧みな交渉術など多様で豊かな人間像がゆかりの人々の肉声から蘇る。
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本書は、大久保利通に身近に接した人々によって語られた、いわば肉声で綴られた大久保メモリーである。『報知新聞』の記者松原致遠が、それぞれの人物にインタビューして記事にまとめたもので、時には会話体で、時にはモノローグのかたちで、大久保利通についての想い出が語られる。……『報知新聞』には明治43年10月1日から(翌年4月17日まで)、全部で96回にわたって掲載されたものである。――
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334ページ
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言語
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日本語
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出版社
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講談社
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発売日
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2004/11/11
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アマゾンの書評より
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5つ星のうち4.0 政治家に読んでもらいたい。
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大久保さんといえば、寡黙で冷血、面白みがないなどステレオタイプ的なイメージが付きまとい、
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西郷さんの陽に対する陰のような存在という印象があるが、これを読むとそれがいかに偏った情報かということが分かる。
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大久保さんの身近で仕事をした人や家族の断片的な話ではあるものの、温かい血が通い、家族のことも気遣う普通の父親そのものである。
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さらに日本の未来を大局的に考え、今日の礎をしっかりと築いていこうとした姿は、数々の証言から明らかである。
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政治家はどうあるべきなのか、何をすべきなのか、この薄い本からでも十分に感じ取ることができる。
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「ありがとう、大久保さん」
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今の我々があるのも、少なくとも大久保さんがいてくれたからだと、もし本人に会えるならそう伝えたくなる。
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5つ星のうち5.0 維新の立役者、最高の政治家
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大久保利通さんは、偉大な政治家であるという事がひしひしと伝わるかけがえのない良書です。悪口を言われようと、真摯に日本の未来を良くする事のみに邁進。私欲の無さ潔癖さ、責任感の強さ、政治家の鏡である事が良くわかる証言に心打たれました。
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5つ星のうち5.0 大久保を知るのに最適
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大久保を知る人達のインタビューで構成されています。
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私利私欲を廃して、日本の将来を本気で憂いながら精力を尽くした様子がよくわかった。
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西郷などに比べると影は薄いですが、紛れもなく近代日本の基礎を作った偉人です。
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司馬遼太郎が翔ぶが如くにおいて、大久保を書くのに苦労したと言っており、実際描写は深くなかった。
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この本を読んでいたら、書き方も変わったのではと感じた。
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5つ星のうち5.0 大久保利通の姿勢を知る
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大久保利通のことを知る人たちが、普段の態度や仕事ぶりを語っていく。教科書でチラッと名前を見たことしかなく、鹿児島の甲突川の橋の銅像しか見たことがなかったのですが、とても尊敬できる人物であるということが分かったと同時に、生きる姿勢としても学ぶことができました。
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5つ星のうち5.0 多くの人に読んで欲しい一冊
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大久保公の近親者や多少の関わりを持った方々が、公とのエピソードをインタビュー形式で語った新聞記事を1冊にまとめた書籍です。
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可能な限り語り手の意図が伝わるように、また語り手の記憶違いと思しき点の指摘など、著者の工夫が多く見られ非常に読みやすくなっています。
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5つ星のうち5.0 貴重な証言ばかり
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大久保利通と直接ふれあったことがある人たちの生の声が収録されている。
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特に利通の妹たちが語る少年時代のエピソードが面白い。
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例えば、桜島に登り(現在は登山禁止)火口に石を投げ入れ、案内した宿の主人がたたりがあるから止めるように諭すと、逆に面白がって石を投げ入れ、あわてる主人の様子を見て楽しんだとか、
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家に来た来客に豚汁を振る舞い、もう入らぬというのに、それでも無理矢理食べさせようとした悪ガキの利通。
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少年時代の悪戯、家族との交わりなど、普通の歴史書には出てこないエピソードがたくさん収録されている。
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5つ星のうち4.0 貴重な証言集
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死後数十年が経った後に大久保利通と程度の差はあるものの関わりのあった人物が大久保について語った証言集です。様々な人物が、政治や外交といった政治家としての公的な側面の大久保に対して語るだけでなく、家族と過ごしている大久保、親密な信頼関係で結ばれていた西郷との話など個人としての大久保に対しても語られており、大久保利通に対してより知る事ができる貴重な一冊です。大久保よりも西郷の方が好きという方も読んで見られると、大久保に対するイメージが大分よくなるかと。
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死後数十年経った後に人々にインタビューしたという性質上、また新聞に載せたということも考慮すると、人の記憶はかなりいいかげんで曖昧な面もある為、細かい内容まで全てを事実ととらえるのは危険ではある。あるけれども、それでも十名以上の人々が大久保に対して語っているので、ある程度の人物像というのは判断することができる。
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私は西郷よりも大久保の方が好きなので、これを読んでますます偉大な人物であったのだと再認識しました(^_^;)
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もう少し長く生きておられたら、日本の政治はどのようになっていたのかと、意味のないことではあるけどつい考えてしまいます。
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