当方オーディオ歴40年以上のベテランですが、クラシックやジャズはほとんど聴かず(ジャズのレコードは減らして100枚程所有しています。たまに聴きます)。歌謡曲やポップス、ロック、レゲエ、ディスコミュージックなどをいかに聴くかをテーマに歩んできたものです。そんな音楽が好きな方向けのオーディオ機器を出品しておりますので、どうぞよろしくお願いします。
以前はハイエンド派でしたが、それよりもよほど魅力的な世界が比較的簡単に手の届くところに存在するのが、オーディオだと確信しております。しかしながら、良いものは海外に流れていき、またみんなお気に入りを確保している為か、昨今は手に入りづらくなっているのも事実です。
レコードプレーヤーだけは、LINNなどの高価なものがより良いですが、他の機材はシンプルな構造のものにこそ良いものが存在します。それを探しだすのはこの趣味の喜びの大きな要素ではないでしょうか。アンプは最大出力の小さなもの。スピーカーはフルレンジ か、フルレンジ +ツィーターといったシンプルなものが最上です。
今回出品のスピーカーもそんなシンプルなシステムの1つです。カフェオレーベルは、インディーズ時代のくるりやスネオヘアーなどのミュージシャンの録音を手掛けていました。その録音スタジオで実際に使用するモニタースピーカーとして開発し、市場にも少量の限定で販売したものです。見た目も非常にシンプルですが、使用するユニット、内部配線、箱のサイズに至るまで試作を繰り返し決定したものです。
カフェオレーベルに関しては下記にて見ることができます。
http://www.cafeo.tv/Equipments/
ユニットは8センチです。
モニターとして開発しただけあって、解像度は高く、左右の繋がり、スピーカーが消えるような鳴り方は見事です。身体で感じるような低音は無理ですが、必要充分と思います。
ビンテージの小型スピーカーの成功例と比べると、纏う雰囲気はかないませんが、音楽を楽しむスピーカーとしてもお勧めできます。冷徹で機械的な鳴り方ではありません。抑揚があり、良く弾み、熱気も感じられます。
状態は写真にもありますが、スピーカーケーブルを繋ぐコネクターのプラ部分が破損しています。その為片方(黒)を回す事ができず、バナナプラグ専用として使用していました。部品は汎用品ですので効果は容易と思います。私も交換しようと思いましたが、このまま使い続けてしまいました。
ルックスは、突板の感じも出来がよく安っぽくありません。マジックテープで脱着できるサランネットが付きます。また、写真にもありますが、片側の後ろ側の一部に割れがありますが、強力に接着してあります。
現代的なサウンドをお好きな方や、若い世代の方にお勧めのスピーカーです。ハイエンドオーディオをやられている方のサブシステムとしてもおすすめです。

ユニットはフォステクスではありませんが、メーカー名をお借りしています。

お好きな方
よろしくお願いします。