寺井重三 展示即売会図録本 油彩画 油絵 個展 一水会常任委員 日展会員 具象絵画 少女バレリーナ 踊り子 レオタード少女 花の静物画 風景画 女性画 作品集 画集
  
  
     清潔感と品位をたたえた具象絵画の巨匠・寺井重三による油彩画・油絵作品の展示即売会限定図録本/個展カタログ。
  
  
    会期は1996年(平成8年)2月、日本橋三越本店6階特選画廊にて開催された「寺井重三展」。本書はわずか7日間の会場配布・販売のみで頒布された会場限定・非売品・絶版図録で、現在では入手困難な貴重な一次資料・リファレンス本です。
  
  
     寺井重三は、一水会常任委員・日展会員として長年にわたり活躍し、清楚で気品ある具象絵画・女性像・バレリーナ作品で知られる洋画家。本図録では、日展・一水会展出品作をはじめ、バレエスタジオのレッスン風景、踊り子たちのポーズやレオタードの線、身体の緊張感、光と影の構成を清冽にとらえたバレリーナシリーズを中心に、赤いバラ・胡蝶蘭・三色すみれなどの花の静物画、フランス取材古都風景画まで、計30点をフルカラー掲載。
  
  
     美術評論家・瀧悌三による寄稿文「清潔感のある品位―寺井重三個展に寄せて」を収録。
  
  
     キャンバス号数、出品年度、出品歴などを掲載しており、真贋判定・作品調査・美術市場資料としても価値の高い内容です。寺井重三の画業を知るうえで欠かせない展示即売会公式図録・作品写真集・画集。
  
  
    
  
  
    
  
  
    展示即売会図録本 寺井重三 油彩画 油絵 個展 絵画 一水会常任委員 日展会員 具象絵画
  
  
    少女バレリーナ 踊り子 レオタード少女 花の静物画 風景画 女性画 30点 フルカラー 作品集 画集
  
  
    
  
  
    会期/平成8年2月6日(火)~12日
  
  
    会場/日本橋三越本店6階特選画廊
  
  
    1996年
  
  
    約25x24x0.7cm
  
  
    約60ページ
  
  
    作品写真フルカラー
  
  
    ソフトカバー
  
  
    
  
  
    
  
  
    ※会場限定
  
  
    ※絶版
  
  
    ※価格表は付属しません
  
  
    
  
  
    
  
  
    清潔感と品位をたたえた具象絵画の巨匠・寺井重三による油彩画・油絵作品の展示即売会会場限定図録本。
  
  
    
  
  
    一水会、日展の出品画、バレエスタジオの風景を主に、踊り子達の何げないポーズの中に、レオタードの色々や緊張感のある身体の線や表情の美しさ等々が交錯する
  
  
    独特の雰囲気を、明るく清楚感あふれる品位ある作風で描いたバレリーナシリーズを中心に、芳香を放つような赤いバラを始めとする花の静物画の小品まで30余点を一堂に展覧。
  
  
    
  
  
    デパート/百貨店個展は、わずか7日間という短い会期の上、
  
  
    一部の上得意顧客向けの配布・作品購入者・会場限定などのみでしか入手できないものです。
  
  
    大変貴重な、展示即売会の販売図録・個展カタログ・図録集・作品集・作品写真集。
  
  
    
  
  
    厳選された逸品・本物真作の作品30点のカラー写真とキャンバス号数、出展を掲載。
  
  
    鑑定書に並んで、実物の販売図録本は真贋の鑑定にも役立つ一次資料、リファレンスとなっています。
  
  
    人気と実力の割に、作品集も数少なく、コレクター、愛好家必携の大変貴重な資料本。
  
  
    
  
  
    【内容】
  
  
    主催者挨拶
  
  
    作家挨拶
  
  
    美術評論家 瀧悌三 寄稿 「清潔感のある品位―寺井重三個展に寄せて」
  
  
    カラー作品写真図版 30点
  
  
    出品目録
  
  
    寺井重三略歴
  
  
    作家写真(モノクロ)
  
  
    
  
  
    【主催者あいさつより】
  
  
     一水会常任委員・日展会員である寺井重三先生の個展を開催いたします。
  
  
     先生は今日にいたるまで、一貫して具象絵画の新たな可能性を追求され、絶えず清楚感あふれる意欲作を描かれています。
  
  
     特にバレリーナをモチーフとした作品は、洗練された女性の美しさを確実にとらえ、その品位ある作風は高く評価されています。
  
  
     今回の個展では一水会、日展の出品画から、明るく芳香を放つような花の静物画の小品まで30余点を一堂に展覧いたします。
  
  
     真摯な眼から生まれる寺井芸術の世界を是非ご高覧いただきたいと存じます。
  
  
    
  
  
    【作家挨拶より】
  
  
     このたび、日本橋三越画廊にて個展を開かせて頂くことになりました。
  
  
     日展、一水会展に永年追い求めているバレエスタジオの風景を主に、踊り子達の何げないポーズの中に、レオタードの色々や緊張感のある身体の線や表情の美しさ等々が交錯して、独特の雰囲気が見られるのを描き続けております。
  
  
     その中から私なりに気に入っている作品と、又、先年フランスの古都をスケッチ取材した時の印象や、大好きな薔薇の花などを発表させて頂きます。
  
  
    
  
  
    【美術評論家 瀧悌三 寄稿 「清潔感のある品位―寺井重三個展に寄せて」より一部紹介】
  
  
     その作柄は、パステル・カラー調で、描法にデッサン風のところがあり、従って半描きの習作めいた感じが残るがその代りに踊り子の練習風景は生き生きした即興的臨場感を備え、踊り子の姿形も情景の雰囲気も清潔清楚で、一種特有の品位を得ており、誠に気持ちよい。しかも気がつくと、この種の作品は一水会の中で少ない。そのため寺井さんのヴァレリーナ連作は、私の記憶に印象強く残って、忘れ難いものとなったのである。(中略)
  
  
     今回の個展作は、総数約30点で、人物、花の静物、風景の三種にわたるが、中心の見どころは、やはり大作のバレリーナ練習風景で、それらはこの数年の間に一水会、日展に発表したものである。その作柄の魅力がどういう点にあるかは、この文の始めの方で一通り述べたから略す。だが、会場に並ぶそれらは、近・新作中からさらに選ばれていて、いずれも優品、佳品である。題名は「レッスンの合い間」と皆同じだが、群れの姿、動きの姿、練習着や本番の衣装の姿、光りの当り具合、構図構成等は一作ごとに異なり、そして半ば習作風に作っているせいで、親しみを覚えさせる味わいとなっている。
  
  
     また、人物の中小品は、着衣婦人像、踊り子の立像、うずくまる像、休憩の像等で、着衣婦人像は、余計には描くまいとする簡潔な筆致が、清冽な佳味を得ている。踊り子像の方は、単身の肢体、ポーズ、からだの線が、贅肉なくすっきりした清浄感を持っていて、そこがチャーム・ポイントになっている。(以下略)
  
  
    
  
  
    【作品リスト】F130号~F4号までのキャンバスサイズ、日展、一水会展出品年度などの記載あり(ここでは略)
  
  
    レッスンの合い間
  
  
    赤いチュチュ
  
  
    黄色いチュチュの踊り子
  
  
    レッスンの合い間
  
  
    レッスンの合い間
  
  
    レッスンの合い間
  
  
    踊り子
  
  
    はな
  
  
    薔薇
  
  
    胡蝶蘭
  
  
    古都(スミュール・アン・オーソワ)
  
  
    ミモザ
  
  
    赤いチュチュの踊り子
  
  
    踊り子
  
  
    踊り子
  
  
    薔薇
  
  
    古都の街角
  
  
    セーヌ河畔
  
  
    薔薇
  
  
    アネモネ
  
  
    踊り子
  
  
    薔薇
  
  
    薔薇
  
  
    薔薇
  
  
    踊り子
  
  
    三色すみれ
  
  
    城壁とヨットハーバー(仏・コンカルノー)
  
  
    三色すみれ
  
  
    椿
  
  
    ラブリーブルー
  
  
    
  
  
    【寺井重三 略歴】
  
  
    1928年 石川県珠洲市に生まれる
  
  
    1949年 日展初入選
  
  
    1950年 金沢美術大学卒業
  
  
    1960年 木下孝則先生に師事
  
  
    1964年 一水会賞受賞
  
  
    1965年 一水会会員推挙
  
  
    1967年 会員優賞受賞
  
  
    1977年 一水会委員に推挙
  
  
    1980年 日展特選受賞
  
  
    1982年 日展特選受賞
  
  
    1988年 日展審査員推挙 一水会常任委員推挙
  
  
    1989年 日展会員推挙
  
  
    1991年 珠洲市文化功労賞受賞
  
  
    1994年 横浜市泉区区花「あやめ」を描く(泉区役所収蔵) 日展審査員
  
  
    1995年 石川県立七尾美術館開館記念として「踊り子」「レオタードの踊り子」二点寄贈
  
  
         九州大学医学部整形外科学部長・杉岡先生肖像画制作
  
  
    所蔵
  
  
    珠洲市、石川県立美術館、市立夕張美術館、川崎市立産業文化会館、川崎市立労働会館、沖縄平和記念堂、北国新聞社、横浜市立泉区図書館、札幌市役所
  
  
    取材歴
  
  
    アメリカ、フランス、イタリア、オランダ、中国、バリ島
  
  
    個展
  
  
    東京、神奈川、大阪、名古屋、広島、仙台、新潟
  
  
    現職
  
  
    一水会常任委員・日展会員