ご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
UESUGI 上杉研究所 MC昇圧トランス U・BROS5 Type-H を出品いたします。
周波数特性が130KHzまで伸びているMC昇圧トランスはUESUGIのこれ以外無いのでは？
私はタムラ製作所のトランスが世界最高峰だと思っています。
一度使ってみて下さい。

Type-Hは、一般的にはハイ・インピーダンス用となっていますが、、、、、
MC昇圧トランスはインピーダンスマッチング用のトランスではなく、昇圧トランスなので
使用するMCカートリッジの出力が十分に大きいものであれば、Type-Lではなく
このType-Hの方がより適合していることが下記の計算でわかって頂けると思います。
U・BROS5 Type-Lの場合、昇圧比が26倍程度なので問題ありませんが、
オーディオ全盛期のローインピーダンス用のMC昇圧トランスには昇圧比が30倍を超えるもの
が多くありました。
これらは、インピーダンス比が900(30の２乗)以上となり、MM入力端子の負荷が47KΩなので、
MC昇圧トランスの1次インピーダンスが５０Ω以下になってきます。
こうなると、MCカートリッジのDC抵抗が2Ω、3Ωなら10倍以上の負荷となるので適合しますが、
最近のローインピーダンス＆高出力のMCカートリッジですと5Ω、6Ωとなっているので、
ギリギリ10倍の負荷といったところになってきます。参考までに。。。。
更に最近のMCカートリッジはローインピーダンスでも出力がDENON DL-103よりも大きいので
無理して昇圧比の高いトランスを使う必要は全くないです。良い事ないです。

型式MC昇圧トランス　Type-H（一般的にはハイ・インピーダンス用と言われています）
昇圧比＝　1：10
インピーダンス比＝　1：100
チャネル・バランス0.3dB以内
周波数特性10Hz～130kHz +1.0 -0.5dB
外形寸法幅174x高さ125x奥行121mm
重量約2.5kg

１．負荷インピーダンス観点
①一般的に
1次側：40ΩのDENON DL-103 MCカートリッジを繋ぐと
2次側：4kΩのインピーダンスとなります
②試しに
1次側：5ΩのOrtofon MC Cadenza Blueを繋ぐと
2次側：500Ωのインピーダンスとなります。

２．出力電圧観点
①一般的に
1次側に0.3mV（1000Hz 50mm/sec水平方向）のDENON DL-103を繋ぐと
2次側の出力は　3mV 出力されます。
多くのMM入力の入力感度は 2.5mV/47KΩですので、出力3mVあれば問題ありません。
更に出力は47KΩ÷(4KΩ＋47KΩ)なので、0.71dB減衰してアンプには2.76mVの信号電圧が印加されます。
②試しに
1次側に500μV（1000Hz 50mm/sec水平方向）=0.5mVのOrtofon MC Cadenza Blueを繋ぐと
2次側の出力は　5mV 出力されます。
多くのMM入力の入力感度は 2.5mV/47KΩですので、全く問題ありません。
更に出力は47KΩ÷(500Ω＋47KΩ)なので、0.10dBの減衰しかせず4.95mVの信号電圧が印加されます。

動作に問題ありませんが
古い物ですので、ノークレーム・ノーリターンでお願いします。