オムニコートで1~3試合程度の使用です。
加えて加圧再生器により抜けた分のエアーを全て新球同様に復活させております。
基本的に開封後の経過時間と同じ時間だけ加圧しておりますが、使用状況によって抜けるエアー量は微妙に変動しますので全て均一では無いことをご理解の上応札下さい。
(気温が低下する季節ゆえ加圧時間を50%程度増やして再生しております。)
他のボールと違って耐久性能がかなり高いです。
「DUNLOP HD」は「SRIXON HD」をリニューアルしたもの※2で、プレーヤーが理想とする練習球により近づけるため、高耐久ボールのメリットをキープしながら、フェルトを改良しました。従来フェルトの素材配合と厚みを見直し、打球感を左右するフェルト自体の伸縮性が向上。これにより実打評価では、「打球感が柔らかくなった」「コントロールがしやすくなった」「良い意味で飛びがおさえられている」などの評価をいただきました※3。また、従来ボールの特長でもあった耐摩耗性のさらなる向上も実現しています。
※1「理想の練習球」とは、当社が定めた定義です。15名のテニスコーチにアンケートを実施し、「理想の練習球」に求められる6項目(スピード感、スピン性能、球離れ、飛び、打球感の柔らかさ、打球感の軽さ)の性能を設定。各項目偏りがなく、バランスが良いボールを「理想の練習球」と定義しました。
※2「SRIXON HD」は廃番となり「DUNLOP HD」にランニングチェンジします。
※3実打テストをした、テニスコーチ15名の官能評価
「2007年にボールを出して以来となる新製品です。HD(ハイ・デュラビリティ)…高耐久という意味で1個4球入りのボールです。耐久性のあるボールの需要が増え、そこのシェアを獲得するために開発されました。ダンロップには『St.James(セント・ジェームス)』というロングセラーボールがありますが、それとはまた違った特徴のボールとなっています。」
「特徴の1つ目はボールのフェルト(黄色い毛の部分)です。毛羽立ちにくいフェルトを使用していて、オムニコートやクレー、テニススクールに多いカーペットなどでボールを使用するとすぐに毛羽立ってしまい、そうなると空気抵抗をより受けてボールのスピードが落ちてしまいます。なので毛羽立ちを抑えることで最初の状態が長く続きます。」
「2つ目はボールの初期内圧(硬さ)です。このボールはプレッシャーボール(ボールの中に気圧がかかっており、使用や時間経過で中の気圧が下がりバウンドが低くなる。基本的にテニスの試合ではプレッシャーボールを使用する。)です。『スリクソンHD』は『FORT(フォート)』や『セント・ジェームス』と比べ、初期内圧を高めにしています。それにより、ボールの空気が抜けきるまで時間が長くなります。」
「内圧が高いということは使用開始直後のバウンドが若干高くなるということになりますが、耐久性を重視したい方におすすめです。『フォート』や『セント・ジェームス』はソフトな打球感を重視したボールで、『スリクソンHD』は耐久性を重視したボールです。」
「高耐久のフェルトを使用するとどうしてもフェルトの伸びが少なく、打った時に硬く、ボールを弾く感覚がありますが『スリクソンHD』はコアのゴム配合を調整して普通のボールにより近い打球感を表現しています。」